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- 母の母、その彼方に
- 価格:2,090円(税込)
謎の人物の出自を調べていくうちに辿りついたのは、祖父との封印された思わぬ関係だった。やがて100年の時を経て、祖母・美恵、母・昌子、そして柳子それぞれの真実が明かされていく。明治・大正・昭和を生きた、四方田家の三人の女たち。彼女たちのドラマチックな「物語」を、文献資料とインタビューによって瑞々しく映し出した長編エッセイ『母の母、その彼方に』の刊行を記念して、著者の四方田犬彦さんとエッセイストの酒井順子さんが、初めて対談をする。
母、祖母、もう一人の女……四方田家の歴史に隠された三人の女たちを描き、「秘密をもつ女と、秘密をもつことに耐えられない女がいる。だが多かれ少なかれ、女たちは秘密をもち、それは男の眼が届かない場所に、きわめて巧妙な形で仕舞いこまれている」というレッスンを与えられた、という四方田さんが、孫として、息子として、男として、最後に向き合わねばならなかった自らの喪失感とは?
対談イベントは3月3日(木)に開催され、さまざまなアプローチで女性の人生や欲望をつまびらかにしてきた酒井さんと、ファミリーヒストリーの中に隠された女たちの秘密を語る。
また、当日会場で書籍を購入された方に、四方田さんと酒井さんのサイン会を予定している。
日時:2016/03/03(木) 19:00~20:30
会場:ラカグ2F soko
▼詳細はこちら▼
http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01jkify0ves0.html
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