壇蜜「私とラブホに行ったら……文春が代金を払います」とハニートラップ宣言?!

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 久米宏さん(71)が書店店長、壇蜜さん(35)が書店員となり、毎回話題の本を取り上げるBS日テレの番組「久米書店」に2月14日、流行語にもなった「草食系男子」を作った牛窪恵さん(48)が出演した。牛窪さんの新著『恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚』(ディスカバー・トゥエンティワン)を取り上げイマドキの若者の恋愛ついて語り合った。

■ラブホ代は「文春」が

 同書のカバーにはイマドキの若者たちの生態がびっしりと描かれている。その中に「ラブホも割り勘」との文字を見つけた壇蜜さん。「ラブホぐらいは……、食事は払います」と若者の生態に驚く壇蜜さんに久米さんは「僕と君がラブホに行ったらどっちが払う?」と問いかけた。そんなことありますかねえ、と笑う壇蜜さんだったが、久米さんに迫られ「文春が払うと思います」と切り返した。これにはさすがの久米さんも「面白いこと言うねえ……」とたじろいだ様子だった。

■守りに入る若者

 同書を書くにあたり牛窪さんが取材した若者たちは、恋愛を避ける傾向にあったという。誰かを好きになっても、失敗することを恐れ、告白をしない、その背景には「自己責任」という言葉があると分析する。失敗した場合「いい感じ」で進んでいた関係を自分が壊してしまい、責任をとらなければならない。親にも周りにも心配をかける。そこまでリスクをかけて飛び越えた先に、何か良いことが待っているとは思えない。それならば今あることを大事にしようと考えるという。未婚の20代の男性が老後や子供のために貯金をしている例をあげ、格差の広がる社会のなかで、守りに入る若者が増えてきたと指摘した。

 それでいて「恋愛はしたくないが結婚はしたい」という若者も増えているという。それは安心や誰かと繋がっている事だけを求めているからだと牛窪さんは解説。それが身体の関係のない「添い寝フレンド」などという不思議な男女関係があらわれる背景だと語った。久米さんは「僕と壇蜜が添い寝だけしたって言っても誰も信じませんよ」と呆れ果てていた。

 また作者自身が自著のPRを持ちこむ「売り込み本」のコーナーではフランス人ジャーナリストのドラ・トーザンさんが登場。『フランス人は「ママより女」』(小学館)を壇密さんに売り込んだ。

 「久米書店 ヨクわかる!話題の一冊」はBS日テレにて毎週日曜18:00から放送中。

Book Bang編集部
2016年2月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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