ミス・ユニバースは合宿で作られる 美女たちの人生を変える『ビューティーキャンプ』とは

テレビ・ラジオで取り上げられた本

0
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 世界一の美女を決めるコンテスト、ミス・ユニバース日本代表の選考会が3月1日に行われ、大学生の中沢沙理さん(22)が選ばれた。ファイナリスト46名の中から選ばれた中沢さんだが、美女たちは選考の過程で厳しい合宿を経ていることはご存じだろうか。その合宿の様子を描いた一冊が話題となっている。

 日本代表を目指す美しい女性たちはオーディションを経て数名に絞られる。そして彼女たちはさらなる美と知性を磨くため、数週間の特別合宿に参加する。それが『ビューティーキャンプ』だ。2月に発売された作家・林真理子さんの新作『ビューティーキャンプ』(幻冬舎)はまさにそのキャンプを描いた小説だ。3月5日同作がTBSの情報番組「王様のブランチ」で特集され、林さんが同作に込めた思いが語られた。

 ミス・ユニバースのファイナリストたちは必ずしも幸せな人生を歩んではいなかった、と林さんは語る。皆イジメられたりして辛い少女時代を過ごしてきたと話すという。林さんは同作で普遍的で誰の心にもある願いを描いている。コンテストに出るような美しい人達は自分には無縁の人と考えずに、一人一人から学べるのではないか、と話した。

 また作中でミス・ユニバース日本事務局の“美の伝道師”と呼ばれる、エルザ・コーエンが美女たちの美を磨くだけではなく、知性や心構えまでをも特訓し、彼女たちの人生を変える様子が描かれる。林さんは「誰かが強く肯定してくれて、自分を伸ばしてくれて、生き方を変えてくれるような一時があったら素晴らしいな」と作品に込めた思いを語った。

 番組MCの新川優愛さん(22)はエルザの「外見はもちろんだけど、知性や表現の豊かさが綺麗で美人な女性をつくる」という言葉を読み、「今まで見て見ぬふりをしてきた見落としてきたものを、ぐさっと心に突かれた気がした」と同書から大きな衝撃を受けたことを明かした。

 「王様のブランチ」はTBSにて毎週土曜日9:30から放送中。

Book Bang編集部
2016年3月9日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ニュース