有働アナ・イノッチ・平岩紙ら驚愕 ナショジオしか行けない「究極の洞窟」写真集

テレビ・ラジオで取り上げられた本

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 5月13日放送のNHK総合「あさイチ」に女優で作家・書評家としても知られる中江有里さん(42)が出演し、旅にまつわる本四冊を紹介した。

ぴっぽのたび』刀根里衣[著](NHK出版)

ナショジオが行ってみた 究極の洞窟』ナショナルジオグラフィック[編](日経ナショナルジオグラフィック社)

アジアに落ちる』杉山明(めるくまーる)

イタリアからイタリアへ』内田洋子[著](朝日新聞出版)

■夢の中を旅する大人向け絵本

『ぴっぽのたび』の著者・刀根さんはイタリアのミラノで活躍する絵本作家。日本人としては初めて「国際イラストレーション賞」を受賞した注目の絵本作家だと紹介された。主人公は夢を見られなくなってしまったカエルのぴっぽ。眠れず羊を数えているうちに夢の中を巡る旅に出る。幻想的な夢の中でクラゲやコウノトリに出会いぴっぽは夢を見る力を取り戻してゆく。中江さんは「非常に幻想的で美しい。見ているだけで癒されるような絵本。絵本ならではの旅です」と紹介した。

 番組司会の有働由美子アナウンサー(47)は「1ページ開くだけでその世界に行けますね」と語り、その日のゲストで女優の平岩紙さん(36)は「夢の中で夢と気付いてコントロールして遊んでいる」と主人公のぴっぽに共感を示した。

■スタジオ驚愕の写真集

『ナショジオが行ってみた 究極の洞窟』は、ナショナルジオグラフィックが取材してきた、簡単には行けない世界中の洞窟をまとめた一冊。度肝を抜くような洞窟の写真が並び、中江さんも「これはすごいですよ、強烈です。地球上にこんなところがあるんだと圧倒される一冊です」と紹介した。地下に広がる巨大な空洞や神秘的な海底の洞窟、巨大な水晶が四方八方に伸びる美しい洞窟など、驚愕の写真を見たスタジオ一同は口々に「これは絶対自分じゃいけない」「夢の中にいるみたい」「こんなところあるんですねえ」と呆気にとられた様子だった。

1『ナショジオが行ってみた 究極の洞窟』ナショナルジオグラフィック[編](日経ナショナルジオグラフィック社)、『アジアに落ちる』杉山明(めるくまーる)

■アジアの暗部を巡る旅

『アジアに落ちる』は世界40カ国を放浪した美術家のAKIRAさんのエッセイ。長らく絶版となっていたが復刊された待望の一冊だ。タイ、インド、ネパール、チベット、中国とアジアを巡る旅をしながらアジアの暗部に遭遇し、そこで味わった強烈な体験がまとまっている。中江さんは「ぬかるみにずぶずぶっと足が埋まっていくような旅行記。何本も映画や小説になりそうなエピソード満載です」と紹介。AKIRAさんが訪ねたチベットの鳥葬やインドの火葬場など死にまつわる場所のイラストも収められており、中江さんは「グロテスクで濃密なアジアの風景は自分の生がちっぽけに感じられるし、逆に今、生きているんだなと、自分の中からせり上がってくるような感触も感じられる」と同書の強烈な印象をを評した。

■イタリアを描く文章も美しい

『イタリアからイタリアへ』はイタリア在住30年のジャーナリストが書いた美しい随筆集。イタリアの過去から現在、北から南まで縦横無尽に行き来しながら綴った一冊だ。番組ではそのなかから、旅の荷物を減らすと人との関わり合いが増え縁が広がった、という旅について書かれた一節が読み上げられた。中江さんは、色々なエピソードからイタリアのゆったりとした時間の感覚が伝わってくると述べ「非常に文章も美しくて、イタリアの町の小道に迷い込んでしまったような感覚を覚えるエッセイ集です」と紹介した。

 中江さんは放送後、自身のTwitterで「読書は居ながらにしてできる旅です」と読書の魅力を発信していた。

あさイチ」はNHK総合で月曜から金曜朝8時15分から放送中。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年5月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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