文豪ナイト<第四夜シェイクスピア>若村麻由美×河合祥一郎「シェイクスピアさん、あなた、ホントはいったい、誰なんですか?」

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「文豪」と呼ばれる文学界の大先生を、ひとりの「人間」として見つめなおし、その愛らしさや切なさをしみじみと味わい尽くす夜。それが文豪ナイトです。

第四夜では、大劇作家、ウィリアム・シェイクスピアを語ります。

『ハムレット』『ロミオとジュリエット』『夏の夜の夢』……。悲劇、喜劇、歴史劇と幅広い作品で人間の本質を鋭くあばき、世界中の人々を魅了し続けるシェイクスピア。今年没後400年の記念イヤーを迎え、日本でも映画や舞台、イベントなどが多数企画されています。

そんな「超有名」なシェイクスピア、実はその正体は謎に包まれています。別人説や合作説がささやかれ、どれもが説得力を持ちつつも決定打には欠ける?! 一体、シェイクスピアとは誰なのか。片田舎から行方をくらませた無学な男が、いつのまにかロンドンで天才的な詩人・劇作家に変貌を遂げたのはほんとう? 奇跡的な才能の開花か、それとも誰かが成り代わったのか――。

3万もの語彙(これは、当時刊行された聖書の4倍以上の数!)を使いこなし、思想哲学を縦横無尽に作品に織り込んだとされるこの智の巨人について、今宵は、女優の若村麻由美さんと、東大教授の河合祥一郎さんに語っていただきます。

若村麻由美さんは2009年、能登演劇堂の公演『マクベス』で、マクベス夫人を演じ、今年4月にNHKラジオ「マクベス」で再びマクベス夫人を演じました。「夫を激励するマクベス夫人(「マクベス」)や、父思いの三女コーディリア(「リア王」)を演じ、現代人にも役立つ家族のお話だとわかりました。今回は更に知られざるシェイクスピアを知る楽しみでいっぱいです」とのこと。

一方の河合祥一郎さんは、『ハムレットは太っていた!』『謎解き「ハムレット」』などの著書や、シェイクスピア作品の新訳で知られるシェイクスピア研究の第一人者。文庫新刊の『シェイクスピアの正体』では、別人説にある決着をつけています。

演者と研究者が、偉大なる劇作家の素顔と作品の凄みに迫ります。底知れぬシェイクスピアの魅力をご堪能ください。

■日時:2016年5月27日(金) 19:00~20:30
■会場:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01nvkgy6e5d4.html

若村麻由美(わかむら・まゆみ)
無名塾出身。NHK連続テレビ小説「はっさい先生」でヒロインとしてデビュー。エランドール新人賞を皮切りに、数々の賞を受賞。近年作では、ドラマ「美しき罠」「ホテルコンシェルジュ」「科捜研の女」「沈まぬ太陽」WOWOW放送中。映画「蒼き狼~地果て海尽きるまで」「臨場」他。舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」「リア王」「マクベス」「オレアナ」「テラーズ・ラカン」「令嬢ジュリー」他でヒロインを務め、今年8月「頭痛肩こり樋口一葉」、9月にはリーディングライブ「風のコトダマ」やライフワーク「若村麻由美の劇世界~原典・平家物語」公演がある。また、ヒマラヤトレッキングをきっかけに富士山清掃を継続。

河合祥一郎(かわい・しょういちろう)
1960(昭和35)年生れ。東京大学文学部卒業。東京大学、ケンブリッジ大学より博士号取得。東京大学教養学部・大学院総合文化研究科教授。2001(平成13)年、『ハムレットは太っていた!』でサントリー学芸賞を受賞。主著に『謎解き「ハムレット」』、『あらすじで読むシェイクスピア全作品』ほか、訳書に『新訳 ハムレット』、『不思議の国のアリス』、『新訳 ドリトル先生』シリーズなど。

2016年5月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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