伊集院光「言ってはいけない」真実を口にすることに警鐘

テレビ・ラジオで取り上げられた本

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 タレントの伊集院光さん(48)が司会を務めるラジオ番組「伊集院光とらじおと」に6月27日、気象予報士の森田正光さん(66)が出演した。森田さんの読書家としての一面が明かされた。

■不愉快な現実を直視する一冊

 森田さんは首を痛めてまで読書をしてしまうという程の読書家。小説よりはノンフィクションが好きだという。最近読んだ本では『言ってはいけない 残酷すぎる真実』橘玲[著](新潮社)を一押しとして薦めた。同書は遺伝や教育、性などに関する事実、それも日常生活で口にすると非難を受けるようなタブーを進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から明かした一冊だ。反社会的な人格が遺伝することや、美人と不美人の生涯賃金格差は3600万円など、読者は不愉快な現実を目の当たりにすることになる。同書は現在25万部のベストセラーとなっている。

 森田さんは「優越とかではなく、遺伝は知能とかに関係してしまっている」と紹介すると伊集院さんは「腑に落ちるところもあります。でもそれはかなり誤解を受けることもあるだろうし、辛口」とまさに人に言ってはいけない内容だと警鐘を鳴らした。

■「読まなくてもいい本」を読む時間を節約する

 また森田さんは橘氏の昨年の著書『「読まなくてもいい本」の読書案内 ――知の最前線を5日間で探検する』(筑摩書房)を読んでからファンになったと語る。同書は複雑系、進化論、ゲーム理論、脳科学、功利主義などの分野の進歩の過程を解説し、「読まなくてもいい本」を案内することにより、効率的に読書ができるようになると説いた一冊。森田さんは読まなくてはならないと思っていた本でも、時間的に全部読めるはずがないと同書のコンセプトに共感したという。

■時間を返せ

 森田さんは年齢を重ねてから時間がものすごく大事だと気づいたと語る。若い人に「飲みにつれていってください」と言われると、お金を払うのはやぶさかではないが、時間をとられることに躊躇すると時間の貴重さを解説。伊集院さんもつまらない映画をみたとき、昔は「お金を返せ」と思っていたが、最近では「時間を返せ」と思うようになったと共感をあらわした。

伊集院光とらじおと」月曜から木曜朝8時30分よりTBSラジオにて放送中。

Book Bang編集部
2016年6月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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