【手帖】各地で絵本の原画展

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 各地で絵本の原画展 もうすぐ夏休み。絵本の原画展が各地の美術館で開かれる。

 板橋区立美術館(東京)は8月14日まで、恒例の「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を開催。同展は1967年にスタートした世界最大級の絵本原画コンクールで、50回目の今年は61カ国から3000点を超える応募があり、日本の10組を含む77組が入選した。アンドレ・レトリア(ポルトガル)の「世界で一番大きい花」や、フィリップ・ジョルダーノ(イタリア)の「ピヨピヨ」など、国内外の作家の個性的な絵が楽しい。一般650円。月曜休(7月18日は開館し翌日休)。その後、西宮市大谷記念美術館(兵庫)などに巡回予定。


 また、うらわ美術館(埼玉)は8月31日まで、「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」を開いている。スロバキアの首都で隔年開催される同展も、世界最大規模の絵本原画コンクール。今回は創設50年を記念し、赤羽末吉「スーホーの白い馬」や長新太「キャベツくん」など、歴代参加作品から戦後日本の絵本史を振り返る展示が見どころだ。昨年準グランプリの「金のりんご賞」に輝いた日本人作家、ミロコマチコの「オレときいろ」をはじめ、最新の動向も紹介する。一般610円。月曜休(7月18日は開館し翌日休)。

 さらに安曇野ちひろ美術館(長野)でも、コレクション展「絵本の歴史をつくった画家たち」が7月15日から9月27日まで行われる。大人800円。会期中無休。

産経新聞
2016年7月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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