アンジャッシュ渡部が熱くオススメ「今年の高校野球は100年に1度のハマるべき機会」そのワケとは

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1今年の夏は「高校野球にハマるべき100年に1度の機会」

 8月14日NHKラジオ第1「マイあさラジオ」のコーナー「著者に聞きたい本のツボ」に『知識ゼロでも楽しめる熱狂観戦術! ワタベ高校野球の味方です。』(KADOKAWA)の著者でお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建さん(43)が出演した。

■渡部さんが高校野球にハマったきっかけ

『ワタベ高校野球の味方です。』は芸能界一の高校野球ファンを自称する渡部さんが、野球に興味のない人でも楽しめる高校野球の観戦術を解説した一冊。北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手や野球解説者の桑田真澄さん、荒木大輔さんら高校野球のレジェンドらとの対談も掲載されている。

 番組で渡部さんは高校野球ファンとなったきっかけの「幸せな出会い」を語った。2009年母校の野球部について調べた際、そのチームは私学の強豪校に「打ち勝つ野球」をするという、破天荒な魅力を持ったチームだった。そこから高校野球の素晴らしさに魅せられ、その地区の高校、全国の高校へと興味が広がってゆき、今では年間70試合ほど見るようになっていったというのだ。

■100年に1度のハマるべき機会

 渡部さんによると今年の夏は「高校野球にハマるべき100年に1度の機会」だという。甲子園は2年後に第100回大会を迎える。これまでも記念の大会には、松坂大輔(第80回)など必ず注目選手があらわれ大フィーバーになるというのだ。2年後に最上級生として注目される選手たちは今年1年生。今ハマっておけば2年後の彼らの活躍も楽しめるのだと力説した。

■球児が自分の子どもだったら……

 同書には渡部さんならではの高校野球を100倍楽しむ方法が多数挙げられている。番組ではそのなかからいくつかが紹介された。渡部さんは自分が高校球児の父兄と同じぐらいの年齢であることを活かし、特定の選手が「自分の子どもだったら」という目線で見るという方法を紹介。この方法は「とんでもなく感動できる。もう打席に入るだけでうるうるきちゃう」と勧め、自分はその選手の小学校、中学校時代までも想像しながら見て、感動していると明かした。

 また球場にある名物グルメを楽しむことや「地方予選や練習試合で甲子園の決勝でしか見られないような組み合わせが見られる」「気持ちが試合に大きな影響を与えるので絶対にドラマが生まれる」など、たくさんの高校野球の魅力を挙げた。そして生活のすべてを野球に打ち込みながらも一度負けたら終わりの高校球児を見ていると、「俺も仕事をこのぐらい一生懸命にやろう」と仕事にも好影響があったと熱く高校野球の魅力を語った。

 NHKラジオ第1「マイあさラジオ」のコーナー「著者に聞きたい本のツボ」は毎週日曜6時40分ごろに放送。コーナーはNHKのウェブサイト(http://www4.nhk.or.jp/r-asa/340/)でも聞くことができる。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年8月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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