辻村深月×瀧井朝世「新潮読書クラブ〈第9回 江戸川乱歩『江戸川乱歩傑作選』〉」

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【新潮読書クラブ】は、新潮社のオフィシャル読書会です。毎回バラエティ豊かな「本読み」のゲストと、新潮社が誇る名作や話題作を、一緒に読んでみませんか?

 第9回の課題図書は、江戸川乱歩の『江戸川乱歩傑作選』(新潮文庫)を取り上げます。

 耽美的トリック×倒錯的フェティシズムが交錯する、乱歩の初期を代表する傑作9編を収めた本書。特異な暗号コードによる巧妙なトリックを用いた処女作「二銭銅貨」、苦痛と快楽と惨劇を描いて著者の怪奇趣味の極限を代表する「芋虫」、他に「二癈人」「D坂の殺人事件」「心理試験」「赤い部屋」「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「鏡地獄」を収録しています。

 今回のゲストは、十代のとき、『江戸川乱歩傑作選』で初めて「芋虫」や「鏡地獄」を読んだという、ミステリー作家の辻村深月さん。乱歩の短編集は数あれど、本書は「何を怖いと思うか、美しいと思うか、小説の読み方がひとつではないことを教えてくれた、私にとっての『青春の書』とでも呼ぶべき一冊です」と語ります。

【新潮読書クラブ】を進行してくださるのは、古今東西さまざまな本を読んできたライターの瀧井朝世さん。日本における本格探偵小説を確立したばかりではなく、恐怖小説とでも呼ぶべき芸術小説をも創り出した乱歩の初期作品は、お二人によってどのように語られるのでしょうか。

 かつてこの本に魅せられた方、この読書会をきっかけに初めてページをめくる方、どんな方でもお気軽にご参加ください。

【新潮読書クラブ】とは

 現代文学の珠玉の名作や話題の海外文学、なかなか読む機会のなかった古典まで――。毎月バラエティ豊かな新潮社の棚の中から課題図書を選び、その本の愛読者であるゲストをお呼びし、お話しいただきます。また、参加者のみなさまに、感想や読後感、そして偏愛(?)をシェアしていただく時間もございます。

*前半は登壇者による読書会、後半は参加者のみなさまと意見を交換し合いながら、本の世界を味わっていきます。
*課題図書を読んできていただくと、より楽しんでいただけるイベントです。
*新潮読書クラブは、定期的に開催していく予定です。参加者だけがもらえる会員カードにスタンプを集めると、素敵なプレゼントも……!

■日時:2016年10月14日(金)19:00~20:30
■会場:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■参加方法:http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0198mnyeyq0q.html

辻村深月(つじむら・みづき)
1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞を、『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞。『凍りのくじら』『スロウハイツの神様』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『太陽の坐る場所』『本日は大安なり』『水底フェスタ』『島はぼくらと』『盲目的な恋と友情』『東京會舘とわたし(上)(下)』など著書多数。

瀧井朝世(たきい・あさよ)
フリーライター。1970年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。WEB本の雑誌「作家の読書道」、本の話WEB「作家と90分」、『波』『週刊新潮』『きらら』『anan』『CREA』『小説宝石』『ミステリーズ!』『読楽』『SPRiNG』などで作家インタビュー、書評、対談企画などを担当。2009~2013年にTBS系「王様のブランチ」ブックコーナーに出演。現在は同コーナーのブレーンを務める。

2016年10月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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