「【上司】自分の提案を、横取りするか邪魔する人。」ビジネス用語の真意を解説した禁断の書が突如1位に!【新書・ベストセラー】

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 10月2日~10月8日のAmazonの新書売り上げランキングが発表され、第1位は『ビジネス版 悪魔の辞典』が獲得した。

 第2位は92歳の佐藤愛子さんの激動の人生から生まれた深い言葉を集めた『人間の煩悩』。第3位はテレビ・ラジオでも話題の気鋭の経済評論家上念司さんの『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』がランクインした。

 1位となった『ビジネス版 悪魔の辞典』は1911年にアメリカで出版されたアンブローズ・ビアス[著]『悪魔の辞典』をモチーフに、ビジネスの現場で使われる言葉の裏にある真意を毒に満ちた解釈で解説した一冊。本書自体も1998年に初版が発行されているがこの6月に最新のIT用語などを加え新版として日経新聞社より再版された。10月2日にTwitterで話題となり突如1位に躍り出た。ウェブ上のトレンドが即座に反映されるのもネット書店Amazonのランキングならではの特徴だ。

1位『ビジネス版 悪魔の辞典』山田英夫[著](日本経済新聞出版社)

全編、ほぼ書き下ろし! けっして、社内では開かないでください。普通の教科書には書いてない、本書だけが教えてくれるビジネスの真実。その一端は……。
【従業員持ち株会】会社の運命と自分の運命を共にする危険なポートフォリオ。
【内部通報制度】まずは、通報者の過去の経歴から調べる制度。
【アジェンダ】時間を無駄にする項目を並べたリスト。
【概算見積り】いつの間にか、正式な見積りになっているもの。
【修正案】当初の予定通りの案。
【新規事業の担当役員】会社の本気度が社員にも見える指標。
【バグ】システムと一緒に納品される付属品。
日本型組織の実態、仕事の本質について、ブラックな笑いとともに教えてくれる一冊。昇格試験等の対策に使用するのは危険です。ご注意ください。(日本経済新聞社ウェブサイトより)


2位『人間の煩悩』佐藤愛子[著](幻冬舎)

 人生は「なぜ自分だけがこんな目に遭うのか?」と思うことの連続で、あらゆる煩悩(心身をわずらわし悩ませる迷いの心)にさいなまれるが、どうすればこれらの悩みから解放されうるのか? 波瀾万丈の日々を生きてきた著者は「逃げずに受け止めることが道を拓く」と喝破する。「苦労を引っかぶって元気よく生きる」「複雑な世を生きぬくコツ」「欲望が涸れると、らくになる」「死んでみなされ、そしたらわかる! 」等々、九十二年の人生経験から人間の本質を的確に突いた一冊。(幻冬舎ウェブサイトより)

3位『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』上念司[著](講談社)

「日本のネットベースの国債は200兆円以下」「国には借金はあるが金融資産が大半の600兆円以上の資産を持つ」……なんでこんな常識を、新聞やテレビは伝えないのか?  消費税増税や金融緩和では、財務省や日銀の思惑を忖度して「ヨイショ記事」ばかりを書いてきた。なぜ「官報複合体」は、かくも強固に結束しているのか? 税率さえ上げれば税収が下がっても気にしない財務省に支配された大マスコミが日本経済をダメに見せている……そのカラクリを全て満天下に!(講談社ウェブサイトより抜粋)

 4位以下は次の通り。

4位『キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え!』田村潤[著](講談社)

5位『言ってはいけない 残酷すぎる真実』橘玲[著](新潮社)

6位『ハイキュー!! ショーセツバン!! VII』古舘春一[著](集英社)

7位『独裁力』川淵三郎[著](幻冬舎)

8位『アマゾンと物流大戦争』角井亮一[著](NHK出版)

9位『捨てられる銀行』橋本卓典[著](講談社)

10位『海賊王と開かずの《門》 – 海賊と女王の航宙記』茅田砂胡[著](中央公論新社)

Amazon新書売り上げランキングより 集計期間10月2日~10月8日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年10月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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