黒川光博×齋藤峰明「虎屋とエルメスに見る『老舗の流儀』とは」

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 虎屋500年、エルメス180年――過去の挑戦の連続に、現在(いま)はある。だれもが認める「老舗」企業の当事者ふたりが、百年単位の歴史を背景に、最先端を走り続ける企業の舞台裏を語りつくします。

 聞いてみれば、「従業員は『ファミリー』の一員」「流行に惑わされない」「すべては職人の経験からはじまる」「日々の生活の中に発想は生まれる」と共通点があがります。ですが、その実行は簡単ではないはず。実際はどんな工夫を日常でしているのでしょうか?

 その答えと、新刊『老舗の流儀~虎屋とエルメス』のさらなる舞台裏を、ライブでお聞きください。

※トークの後に、会場で本をご購入されたお客さまにむけて、登壇者によるサイン会を行う予定です。時間の都合上、サインをいただける冊数に制限を設ける場合がございますことご了承ください。

■日時:2016年11月21日(金)19:00~
■会場:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■参加方法:http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01hixayh4tmf.html

黒川光博(くろかわ・みつひろ)
「虎屋」代表取締役社長。1943年東京都生まれ。虎屋17代。学習院大学法学部を卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)勤務を経て1969年、虎屋に入社した。1991年より同社代表取締役社長に。全国和菓子協会会長、全日本菓子協会副会長、一般社団法人日本専門店協会会長等を務めた。著書に『虎屋 和菓子と歩んだ五百年』(新潮新書)がある。幼少より親交のあった寬仁親王殿下のご著作『今ベールを脱ぐ ジェントルマンの極意』(小学館)では服飾談義を展開している。妻と東京在住、1男2女の父。

齋藤峰明(さいとう・みねあき)
「エルメス」フランス本社前副社長。1952年静岡県生まれ。高校卒業後渡仏し、パリ第一(ソルボンヌ)大学芸術学部へ。在学中から三越トラベルで働き始め、後に㈱三越のパリ駐在所長に。40歳でエルメス・インターナショナル(パリの本社)に入社、エルメス・ジャポン社長に就任。2008年よりフランス本社副社長を務め、2015年8月に退社。シーナリーインターナショナルを設立、代表に就任。日仏企業のブランドのコンサルティング活動とともに、日本の伝統技術、デザインアイテムを紹介するギャラリーをパリにオープンするなど、パリと東京をベースに日本の新しいライフスタイルの創出と世界への発信活動を行う。他にライカカメラジャパン株式会社取締役、パリ商工会議所日仏経済交流委員会理事など。フランス共和国国家功労勲章シュヴァリエ叙勲。エルメスでの仕事を語った本に『エスプリ思考~エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る』(川島蓉子著)がある。妻、1男2女とパリ在住。

川島蓉子(かわしま・ようこ)
1961年新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科修了。伊藤忠ファッションシステム株式会社取締役。ifs未来研究所所長。ジャーナリスト。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。著書に『虎屋ブランド物語』『エスプリ思考~エルメス本社副社長、齋藤峰明が語る』などがある。

2016年10月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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