百田尚樹が「ダメな雑談を面白くする三か条」を公開【新書・ベストセラー】

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 10月23日~10月29日のAmazonの新書売り上げランキングが発表され、第1位はテレビ・ラジオでも話題の気鋭の経済評論家上念司さんの『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』が獲得した。

 第2位は百田尚樹氏の新刊『雑談力』。第3位は2008年に出版され話題となった英会話解説書の改訂版『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネット対応版 ネイティブも認めた画期的発音術』となった。

 2位にランクインした『雑談力』では「書くより喋る方が100倍も好き」と公言する百田氏がウケる雑談の勘所をレクチャーしている。話しの内容よりも話し方が大事だと説き「ダメな雑談を面白くする三か条」をあげている。
1.相手の興味に合わせるな
2.「つかみ」で相手を揺さぶれ
3.話の「急所」を押さえよ
また「必ずウケるネタの具体例」が56もあげられており、実用的な一冊となっていると話題だ。

1位『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』上念司[著](講談社)

「日本のネットベースの国債は200兆円以下」「国には借金はあるが金融資産が大半の600兆円以上の資産を持つ」……なんでこんな常識を、新聞やテレビは伝えないのか?  消費税増税や金融緩和では、財務省や日銀の思惑を忖度して「ヨイショ記事」ばかりを書いてきた。なぜ「官報複合体」は、かくも強固に結束しているのか? 税率さえ上げれば税収が下がっても気にしない財務省に支配された大マスコミが日本経済をダメに見せている……そのカラクリを全て満天下に!(講談社ウェブサイトより抜粋)

2位『雑談力』百田尚樹[著](PHP研究所)

 多くの人は雑談について「相手が興味を持ちそうな話をすればいい」と思っているが、それは大きな勘違い。じつは本当に面白い話題とは、「話し手が一番興味がある話題」である。そしてその話の構成を工夫しさえすれば、誰もが引き付けられる話になるのだ。「書くより喋る方が100倍も好き」と語るベストセラー作家が、面白い話を構成する技術を開陳。「ウケるネタの具体例」も満載。雑談で人を楽しませる快感を味わうための一冊!(PHP研究所ウェブサイトより抜粋)

3位『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネット対応版 ネイティブも認めた画期的発音術』池谷裕二[著](講談社)

 累計10万部突破、ネイティブも認めた「通じる発音」にガラリと変わる目からウロコの合理的メソッド。すでに日本語の音にカスタマイズされてしまった私たち大人の脳にとって、残念ながらネイティブ発音を身につけるのは至難の業。脳科学者である著者もアメリカ留学時代、発音の習得に苦しみました。その経験から編み出したのが全く新しい「英語→カタカナ変換」の法則です。ネイティブスピーカーからも「これなら通じる」とお墨付き。脳のしくみに着目し、もっとも合理的にネイティブ発音に近づく画期的方法を音声つきで紹介します。(講談社ウェブサイトより)

 4位以下は次の通り。

4位『げんきな日本論』橋爪大三郎[著]大澤真幸[著](講談社)

5位『傷つけ合わない関係をつくるシンプルな習慣』心屋仁之助[著](朝日新聞出版)

6位『人間の煩悩』佐藤愛子[著](幻冬舎)

7位『人口と日本経済 – 長寿、イノベーション、経済成長』吉川洋[著](中央公論新社)

8位『キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え!』田村潤[著](講談社)

9位『毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代 今を読み解くキーワード集』三浦展[著](光文社)

10位『新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス』池上彰[著](文藝春秋)

Amazon新書売り上げランキングより 集計期間10月23日~10月29日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年11月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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