「LGBT」を正確に説明できますか? 「パンセク」「Aセク」は?

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最近、テレビや雑誌、ネットニュースなどでよく見かけるようになってきた「LGBT」という言葉。この意味を、即座に答えられる人はどのくらいいるでしょう? 
「LGBT」は「レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー」の略。「レズビアン」は女性同性愛者、「ゲイ」は男性同性愛者、「バイセクシュアル」は男性も女性も性愛対象になる人、「トランスジェンダー」は身体の性と心の性が一致しない人を表す言葉ですが、これはあくまで簡潔に述べたにすぎません。 「トランスジェンダー」には「MtF」「FtM」「MtX」「FtX」があり……と、ここまで読んで、「正直、何をいっているのかさっぱり……」という人も多いですよね。
『LGBTだけじゃ、ない!「性別」のハナシ』(著・新井祥)では、そんな「セクマイ(セクシュアル・マイノリティの略。性的少数者のこと)用語」を4コマ漫画でわかりやすく解説しています。



時代とともに変化する、最新の「性別」事情を描いた、インターセックス作家・新井祥による解説コミックエッセイ!!

◆著者は「パンセクシュアル」

実は、著者自身も30歳まで女性として暮らしてきましたが、染色体検査でインターセックス(性分化疾患)と判明し縮胸手術を受け、以後、創作活動を続けているのです。自身の体験もふまえ、男性と女性、両方の視点から描けるのは、まさにこの著者ならでは。
同書の中で、著者は自身のことを「パンセクシュアルだ」と述べています。この「パンセクシュアル」は、『男性も女性もセクシュアルマイノリティも、すべてのカテゴリが恋愛対象』に入ります。恋愛をするにあたって「性別で考えたことがない」という人はパンセクシュアルの可能性があります。このほかにも「Aセクシュアル」、「フレキシブル」といった言葉が出てきますが、要は「LGBT」という言葉は氷山の一角にすぎず、まだまだメジャーになっていないセクマイの世界はたくさんあって、かつ日々進化している状況なのです。



『LGBTだけじゃ、ない! 「性別」のハナシ』より

◆あなたの本当の「性別」とは?

同書で一番印象に残ったのは、コラムに書かれている「本当は人間誰しも立ち止まって(自分がどのカテゴリか)考える時期を持っていいとすら思っている」という著者の言葉。自分の性別をあらためて振り返ったことがないというあなたにも、実は知らない「本当の自分」がいるのかもしれません。

ぶんか社
2016年11月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

ぶんか社

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