この日の学校in京都 甲野善紀×森田真生 開催します!

イベント

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独立研究者・森田真生さんと、武術家・甲野善紀さんが全国で開催してきた「この日の学校」。
今回もまた、ミシマ社主催で開催させていただく運びとなりました。

今回のテーマは「言葉の手前から、言葉の先へ」。

武術を追究する甲野善紀先生と、数学を追う森田さん。
甲野先生は豊かな比喩を駆使して技を語り、
森田さんは溢れるばかりの言葉で数学を語る。
しかし、お二人とも言葉が生まれる手前の「身体」に深く耳を澄ませる姿勢は共通しているように思います。

「言葉では届かない場所」を目指し続けるお二人にとって、言葉とは何なのでしょうか。
今回は「言葉の手前から、言葉の先へ」をテーマに、お二人に思う存分に語り合っていただきます。

その日、その日のご縁で生まれる「この日」だけの学びの場。
ぜひ多くのみなさんのご来場をお待ちしています。

●この日の学校にこめられた思い

 学校(school)ということばは古代ギリシア語のスコレー(schole) ということばを起源にもつ。スコレーとは、古代ギリシアや古代ローマの市民が、音楽や芝居、議論を楽しんだり、スポーツを嗜んだりした暇な時間、あるいはその暇つぶしをした場所そのものを意味する。このスコレーということばは、現在の「学校」ということばが持つ語感よりも、はるかに本来の学問のあるべき姿と近しい関係にあることばではないだろうか。
 何か与えられたカリキュラムがあって、一方的に先生から与えられた知識を吸収していくというのではなく、主体的に集まった人々が、それぞれの関心にしたがって何かを調べたり、何かを楽しんだりする。そこには決められた課題も、与えられた研究目標もなく、それぞれがそれぞれの「そのときの課題」を発見し、それを追求していく。スコレーということばが喚起する、そうした「学び」の光景に惹かれて、僕はあえて「学校」という表現を採用することに拘った。
 関心の芽生えた瞬間がスコレーのはじまりであり、探究が次なる関心へと移っていったときにはそれまでのスコレーを身軽に離れて、次なるスコレーをはじめていく。そのときそのときのスコレーがあるのであって、今日のスコレーが明日もある必要は必ずしもない。
「この日の学校」ということばには、そんな意味が込められている。
 この日、この日の学校があるだけであると考えてみると、○○大学に所属していることだとか、○○高校というブランドなどということがいかに無意味であるかということが実感されてくるのではないだろうか。毎日、「それでは、この日の学校をはじめます。」そんな号令ではじまる学校があったとしたら、素敵だとは思わないだろうか。

森田真生

〈イベント詳細・お申し込み方法〉

森田真生×甲野善紀 この日の学校in京都
 「言葉の手前から、言葉の先へ」

■日時:2016年12月11日(日)
    開場13:30 開演14:00(~17:00を予定)
■場所:元・立誠小学校 南校舎3階 自彊室
京都市中京区備前島町310-2(木屋町蛸薬師下ル)
阪急河原町駅、京阪祇園四条駅より徒歩5分
■参加費:5000円(サポーターは4500円)
■定員:80名

【お申し込み方法】
event@mishimasha.com まで、タイトルを「1211この日の学校」とし、「お名前」「お電話番号」をご記入の上、メールをお送りくださいませ。
もしくは、お電話:075-746-3438(京都オフィス 平日10:00~18:00)でも承ります。

*会場では関連書籍の販売も行います

〈プロフィール〉

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森田真生(もりた・まさお)
1985年東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。現在は京都に拠点をかまえ、独立研究者として活動。全国で「数学の演奏会」をはじめとするライブ活動を行っている。2015年10月、デビュー作『数学する身体』(新潮社)を刊行。2016年2月には、編纂を担当した岡潔の選集『数学する人生』(新潮社)が刊行となった。ミシマ社では、数学にまつわる本を紹介しながら、数学を通して「生きること」を掘り下げるトークライブ「数学ブックトーク」を共催。2016年1月には、ライブで手売りすることを元に作られた『みんなのミシマガジン×森田真生 0号』(ミシマ社)が発刊。2016年秋、デビュー作『数学する身体』が第15回小林秀雄賞を受賞。
公式ウェブサイト→ Choreograph Life

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甲野善紀(こうの・よしのり)
1949年東京生まれ。武術研究者。古伝の武術を探求しながら従来のスポーツ運動論の枠にはまらない独自の身体運用法を展開している。 全国各地から招聘を受け、講演会やワークショップを開き、各種アスリート、介護士、楽器演奏家をはじめ、関心を持つすべての人々に広く学ぶ場を提供している。田中聡との共著『身体から革命を起こす』(新潮社)、養老孟司との共著『自分の頭と身体で考える』(PHP研究所)、 井上雄彦との共著『武術への招待』(宝島社)、内田樹との共著『身体を通して時代を読む』(バジリコ)、『武道から武術へ』(学研パブリッシング)、『今までにない職業をつくる』(ミシマ社)ほか著書多数。

主催:ミシマ社
お問い合わせは TEL:075-746-3438(京都オフィス)まで

ミシマ社
2016年11月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

ミシマ社

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株式会社ミシマ社のご案内

「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。現在メンバーは10名。全員全チーム(編集・営業・仕掛け屋)の仕事をするというスタイルで、東京・自由が丘、京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。

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