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- 一〇〇万回言っても、言い足りないけど
- 価格:1,320円(税込)
12月15日、フジテレビの朝の情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」で、今年1月に亡くなったジャーナリストの竹田圭吾さんについて、キャスターの小倉智昭さん(69)、菊川怜さん(38)らが思い出を語った。
2016年1月10日に51歳の若さで亡くなった竹田さん。竹田さんが亡くなった4カ月後、妻の裕子さんが竹田さんからの手紙を発見した。手紙は竹田さんが2013年の秋にがん告知を受け、11月に手術を受ける直前に書かれたものだった。
■100万回言っても足りない感謝
竹田さんからの手紙には妻と子供たちへの深い感謝の気持ちが記されていた。
「素晴らしい二人の子供。こんな子どもたちをもてたのは本当に誇りです。」
「思い残すことは本当にありません。これも裕子さんのおかげです。」
手紙の最後はこんな言葉で締めくくられている。
「ありがとう、ありがとう……100万回言っても言い足りないけど感謝しています。またいつかどこかで会おうね。ほんとうにありがとう」
■出演者一同涙をこらえた
竹田さんは「とくダネ!」の火曜日レギュラーコメンテーターとしても出演していた。番組でこの手紙と裕子さんが発表した手記『一〇〇万回言っても、言い足りないけど ジャーナリスト竹田圭吾を見送って』(新潮社)に触れたキャスターの小倉さんは
「あらためてこの本を読んで竹田さんの知らない面がわかったりした。ご家族をとっても思っていて、家族の為に色んなことをなさっていて。PTAの会長になって教育委員になって。」
と竹田さんが大変に家族思いな人だったと明かした。菊川さんも
「どうしても思い出してしまって、すごいこう……」と言葉にならない様子。
「私たちが知らなかったことが書かれていて。奥さまとの生活の様子が胸に迫る思いがしました」と涙をこらえながら語った。
竹田さんは亡くなる2カ月前の2015年11月10日、「とくダネ!」に出演した際、カメラを見つめ裕子さんに「愛してるよ」と語りかけた。そのときのことにも裕子さんは触れており、「愛してます」と亡くなった竹田さんに手記を通して応じている。
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