痛い、怖い、なのに面白い!!! スウェーデンで75人に1人が読んだ、本年度最注目のベストセラー小説が日本上陸!

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痛い、怖い、なのに面白い!!! スウェーデンで75人に1人が読んだ、本年度最注目のベストセラー小説!

◎2015年度 クライム・タイム賞(スウェーデン)受賞
◎2016年度 犯罪小説MIMI賞(ドイツ)受賞
◎ペーパーバック部門ベストセラー1位(デンマーク)
◎2017年、北欧で連続TVドラマ化決定

人口約990万人のスウェーデンで75人に1人が読んだ、話題の警察小説シリーズが日本上陸。欧州ではクライム・タイム賞(スウェーデン)をはじめとする数々の賞に輝き、2017年には連続TVドラマ化も決定している注目作品です。

【内容紹介】
休日の教室で両手を切断された男の死体が見つかった。傍らには男の写る30年近く前のクラス写真が残され、時を置かず別のクラスメートも凄惨な死を遂げる。容疑者はかつてクラスで壮絶ないじめを受けていた人物。数年前、その足取りは忽然と消えていた。一人また一人と犠牲者が増す中、自らも同級生である殺人課の刑事リスクは恐るべき罠に嵌っていき──。本年度最注目の北欧ミステリー!

【編集担当より】

瀕死の男が、カラスに肉をついばまれそうになりながら必死に縛めを解こうとしている――と、最初の1行からグワッと心臓をつかまれる本書。いったい彼は誰なのか? どんな拷問をうけているのか? 誰の仕業なのか? 一切の答えを出さないまま物語は動きだし、主人公ファビアン・リスク刑事の登場シーンへ転換。

首都ストックホルムから地方都市の警察署へ転任してきたリスクも、何やらワケありらしい。しかも新天地へ到着早々、かつての同級生が殺された事件に駆り出され、とんでもない目に遭うはめになるのだ。最初の被害者は両手を切断され失血死。次の被害者は両足を潰されたうえに鼠に顔を食われ、お次は……おっと、これ以上はネタバレ禁止ゆえ、ぜひ本編でお確かめください。

よくもまあそんなこと思いつくよね(汗)、というトリッキーな殺人方法と不気味な犯人、インパクトに次ぐインパクトの展開は『その女アレックス』のピエール・ルメートルを髣髴とさせる一方で、主人公をとりまく魅力的な女警視や同僚刑事たちの緻密な捜査、同じ犯人を追う隣国デンマークの女刑事と彼女の最低なパワハラ上司らの人間模様も描かれ、警察小説としても太鼓判の面白さ! 人口約990万人のスウェーデンで75人に1人が読んだ噂のベストセラー、670ページ一気読み必至です!!

ステファン・アーンヘム
スウェーデンのヘルシンボリ出身。ヘニング・マンケル原作のドラマ“ヴァランダー”シリーズをはじめ、数々のドラマや映画で脚本家として活躍。作家デビュー作となる本書はスウェーデンで13万部を突破、人口約990万人の同国で75人に1人が読んだ計算となり、2014年のもっとも売れた新人作家に贈られるスウェーデンのクライム・タイム賞を2015年に、2016年には読者投票によるドイツの犯罪小説賞MIMI賞を受賞。北欧の映像制作会社ノルディスク・フィルムが、ファビアン・リスク・シリーズ全4冊のTVドラマ化を契約している。ストックホルム在住。

2016年12月29日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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