心理学で解明!「女性社員」との正しい接し方

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笑える「自虐ネタ」を常備しよう

 女性に対しては聞き上手に徹し、いろいろな話を聞くのが基本です。そのうえで場を和ませる話をいくつか持っている男性は強いです。男性はすぐに自慢話を聞かせたがりますが、相手の女性にとっては聞きたくない話の代表例です。

 ところが失敗話は、誰もが大好きです。他人の失敗を笑うのはよくないので、思い切って自分の失敗話、自虐的な話を笑いに変えて話しましょう。悪意のない自虐話は女性に対して鉄板のネタです。

 こうして話をすると効果的、というポイントをまとめてみました。

●悪意のないネタ、人の悪口にならない話にする。

●重過ぎる自虐ネタは出さない。

●自分の不幸な感じを演出するため、神妙に辛そうに話す方法がある。「ちょっと聞いてください」「聞いてくれよ?」と始め、途中で笑いながら話すほうが、臨場感を出しやすい。

●最初から笑って話す方法もある。逆に、上級者になると「まじめそうな顔」をして淡々と話すことで後半が際立ってくる。

●話には必ずオチをつける。「ここで笑っていいんだ」というオチ(タイミング)がないとダメ。

●関係が薄い相手ほど、話は短いほうがいい。オチまでの時間が長いと、相手は緊張感で辛くなる。何度か笑ってもらえたら長めに。

●自虐ネタを披露するときは「笑ってもいいんだよ」という雰囲気が大事。笑いを取ると評価が高くなりやすい。

 以上、女性独自の考えや心理を知って、女性社員とうまく付き合っていくための一例を紹介しました。心理学の理論だけでなく、脳科学の知見や行動科学、行動経済学、生物学も参考にしています。女性の心理傾向を知って、うまくコミュニケーションに役立ててください。


『マンガでわかる女性とモメない職場の心理学』p.169より

SBクリエイティブ
2017年2月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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