カラテカ・矢部太郎の実話マンガが話題 じわじわと売れ続け現在15万部

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お笑い芸人のカラテカ・矢部太郎さん

 12月12日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、単行本 ノンフィクション・教養書他第1位は『漫画 君たちはどう生きるか 』が獲得した。
 第2位は『九十歳。何がめでたい』。第3位は『信仰の法 地球神エル・カンターレとは』となった。

 4位以下で注目は7位の『大家さんと僕』。お笑い芸人のカラテカ・矢部太郎さんが、大家さんとの交流を描いたコミックエッセイだ。矢部さんは87歳の大家さん住む1階の部屋のすぐ上に間借りしている。家賃を手渡しするときに部屋に呼ばれてお茶をし、次第に交流を深めていった矢部さんと大家さん。いつしかいっしょに旅行に行くほど仲良くなっていったという。誰もがほっこりする奇蹟の実話を矢部さん自身がマンガ化し10月31日に発売。その面白さがじわじわと伝わり、現在発行部数は15万部に達している。

 Book Bangでは現在、1話から3話まで読むことができる。
https://www.bookbang.jp/ooyasantoboku

1位『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎[原作]羽賀翔一[画](マガジンハウス)

人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君とおじさんの物語。出版後80年経った今も輝き続ける歴史的名著が、初のマンガ化!(マガジンハウスウェブサイトより抜粋)

2位『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子[著](小学館)

『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤愛子さん曰く「ヤケクソが籠っています」。2016年5月まで1年に渡って『女性セブン』に連載された大人気エッセイに加筆修正を加えたものです。大正12年生まれ、今年93歳になる佐藤さんは2014年、長い作家生活の集大成として『晩鐘』を書き上げました。一度は下ろした幕を再び上げて始まった連載『九十歳。何がめでたい』は、「暴れ猪」佐藤節が全開。自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒り、悩める年若い人たちを叱りながらも、あたたかく鼓舞しています。ぜひ日本最高峰の名エッセイをご堪能ください。(小学館ウェブサイトより抜粋)

3位『信仰の法 地球神エル・カンターレとは』大川隆法[著](幸福の科学出版)

4位『君たちはどう生きるか』吉野源三郎[著](マガジンハウス)

5位『欅坂46 渡辺梨加1st写真集 饒舌な眼差し』渡辺梨加 阿部ちづる[撮影](集英社)

6位『新・人間革命 (29)』池田大作[著](聖教新聞社)

7位『大家さんと僕』矢部太郎[著](新潮社)

8位『友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」』山中伸弥、平尾誠二・惠子[著](講談社)

9位『このミステリーがすごい! 2018年版』『このミステリーがすごい!』編集部[編](宝島社)

10位『生きていくあなたへ 105歳 どうしても遺したかった言葉』日野原重明[著](幻冬舎)

〈単行本 ノンフィクション・教養書他ランキング 12月12日トーハン調べ〉

Book Bang編集部
2017年12月16日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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