師弟

師弟

著者
野村 克也 [著]/宮本 慎也 [著]
出版社
講談社
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784062200615
発売日
2016/04/12
価格
1,430円(税込)

内容紹介

戦力に恵まれないヤクルトを率いて、1990年代、常に巨人と優勝争いを続けたのがヤクルト。就任前は万年Bクラスの弱小球団を率いたのが野村克也監督だった。就任5年目、遊撃手として入団してきた宮本慎也氏が、現役時代のミーティングノートを開き、師匠・野村氏の教えを振り返る。ミーティングは弱者が強者を倒す「心」を作るためにあった……。そのエッセンスは、時代やジャンルを超えて通じる戦略モデルだ。

 ヤクルトの監督として黄金時代を築いた野村克也氏にとって、宮本慎也氏は怒り甲斐のある、最高の教え子だった。
 逆に、宮本氏にとって、プロ野球界の門をたたいてから最初の4年間、野村監督から薫陶をうけたことが、一流の選手、リーダーになる礎になった。「最強の師匠」と「最高の弟子」による”授業”がこのたび、実現した。

 宮本氏は「野村監督が教えてくれたのは、野球のセオリーではなく、人間のセオリーだ」と語る。弟子・宮本氏が師匠・野村克也氏の前で、約18年の時を経て、ミーティングで話した内容を記した現役時代のノートを開く。教え子の視点で、「プロとして生きていく心得」や「弱者が厳しい生存競争の中で生き抜く術」などを解釈し、「勝つための弱者のID戦略」をビジネスマンを中心に広く伝えていきます。

データ取得日:2024/04/19  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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