長流の畔
流転の海 第八部
内容紹介
執筆三十五年、渾身の自伝的大河小説、いよいよクライマックスへ。一家を襲う苛烈な試練とは。昭和三十八年、六十六歳の松坂熊吾は会社の金を横領され金策に走り回っていた。大阪中古車センターをオープンさせるも、別れたはずの女との関係を復活させ、それが妻・房江に知られてしまう。高校生の息子・伸仁は房江の味方となるが、心を痛めた房江はついに……。東京オリンピック後の大阪で、熊吾の運命はいかに―― 。
データ取得日:2024/04/19
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