湯川博士、原爆投下を知っていたのですか
“最後の弟子”森一久の被爆と原子力人生
内容紹介
「なぜ言ってくれなかったのか」それは恩師に抱いた初めての疑問だった。〝原子力村のドン〞と呼ばれた森は、晩年になって、ひとつの謎に苛まれていた。父母係累を一瞬にして喪い、自身も爆心地で被爆した昭和二十年夏の広島。あの日、あの場所に〝特殊爆弾〞が落とされることを、恩師の湯川秀樹は知っていたと聞かされたのだ。自分の原子力人生を決定づけた恩師の真意は、いったい何だったのか。
データ取得日:2024/04/19
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