『男はつらいよ』の幸福論 寅さんが僕らに教えてくれたこと

『男はつらいよ』の幸福論 寅さんが僕らに教えてくれたこと

著者
名越 康文 [著]
出版社
日経BP
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784822251420
発売日
2016/02/20
価格
1,650円(税込)

内容紹介

テレビのコメンテーターとしてもおなじみの精神科医が、
『男はつらいよ』映画全48作をつぶさに観て発見した、
今を生きる日本人が幸せになるための"知恵"とは?

寅さんの"名言"、みんなが涙した"名場面"、著者ならではの分析を満載で贈ります!

何かと複雑で、ストレスだらけの世の中。
疲れを感じたら、映画『男はつらいよ』を観る。
すると、フッと心が軽くなる。
シリーズ終了から20年たった今でも、そんな人がたくさんいます。

『男はつらいよ』の第1作が公開されたのは、1969年。今から50年近く前。
主人公の"寅さん"こと車寅次郎は、東京の下町出身で、旅ぐらし。
日本各地で珍妙な騒動を巻き起こしながら、故郷の柴又にふらりと戻ります。
そして美しい"マドンナ"に一目惚れし、いつも失恋。また旅にでる……。

『男はつらいよ』は、女性誌で特集されたり、夏のロックフェスティバルで上映されたり、
東京・丸の内で社会人向けの講座が開かれたりと、
東日本大震災以降、ふたたび注目され、新たなファンを獲得しています。

寅さんの声に耳を傾け、自分を見つめなおしてみませんか?

"ああ生まれてきて良かった、
そう思うことが何べんかあるだろう。
そのために生きてんじゃねえか。"

――第39作『寅次郎物語』より

データ取得日:2024/04/19  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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