恐怖政治を生き抜く
女傑コロンタイと文人ルナチャルスキー
内容紹介
スターリンの恐怖政治による犠牲者は無数である。党幹部に限っても1934年の党大会で選出された党中央委員と同候補の7割が大粛清期に銃殺刑に処されている。レーニン時代からの高級幹部もその例外でなかった。その恐怖政治を、ヨーロッパ初の女性閣僚となったフェミニズムの先駆者コロンタイと、ソ連の初代教育大臣となったルナチャルスキーがどのように生き抜いたか? 「レーニンの誤りを見抜いた人々」に続いて、鈴木肇がわかりやすく現実にあった〈共産党支配体制〉を照射する一冊。
データ取得日:2024/04/15
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