スヌーピーとチャールズ・M・シュルツの芸術

必要なものだけを(Only What's Necessary)

スヌーピーとチャールズ・M・シュルツの芸術

著者
チップ・キッド [著]/奥田 祐士 [訳]
出版社
DU BOOKS
ジャンル
芸術・生活/絵画・彫刻
ISBN
9784907583835
発売日
2016/04/22
価格
5,500円(税込)

内容紹介

※初回限定生産(増刷はいたしません。品切れの際はご了承ください) 。

『ピーナッツ』65 周年記念
豪華アートブック
待望の邦訳刊行!

世界中で愛される『ピーナッツ』の連載開始から 65 周年を記念して、
世界的なグラフィック・デザイナーであるチップ・キッドが編纂。
2015 年 10 月に刊行された “Only What's Necessary: Charles M. Schulz and the Art of Peanuts” の待望の日本版を、2016 年 4 月誕生の「スヌーピーミュージアム」に合わせて刊行いたします。

初公開図版を多数収録した永久保存版!

《本書の特色》
1『ピーナッツ』のアート本として最高クオリティ。チップ・キッドが編集、デザインした名著。
2チャールズ・M・シュルツ美術館の膨大なアーカイブから、未発表の原画や初出となる貴重な習作を掲載。
3 掲載された170話以上のコミックについては、すべて英語のままで掲載し、巻末冊子に日本語併記したバイリンガル仕様。英語も学べます。
4 原画のニュアンスを余すところなくとらえた名手ジェフ・スピアーの写真が、大型本ならではのサイズで堪能できます。

イントロ:ジェフ・キニー(『グレッグのダメ日記』作者)
まえがき:ジーン・シュルツ(未亡人。チャールズ・M・シュルツ美術館理事長)
はじめに:カレン・ジョンソン(チャールズ・M・シュルツ美術館館長)

いいコミックというのはつまるところ、いいデザインだ。見ていて気持ちがいいコミックのキャラクターは、きちんとデザインされたキャラクターなんだ。4つのコマになにかを配置するときは、それによってそのスペースを、きれいなかたちに分割しなければならない。わたしがそれに気がついたのは、チャーリー・ブラウン的なユーモアを表現する場合、画をシンプルにしておく必要があるからだ—— とてもシンプルに。それにわたしは背景をほとんど描きこまない。すべてをとてもシンプルにしておくことが肝心なんだ——チャールズ・M・シュルツ

この本の最後のページをめくったとき、読者のみなさんがシュルツの持つ、芸術的才能の広大さに対する見識を深め、彼の人生体験がどういうかたちで『ピーナッツ』の原動力となっていたかを少しでも理解するるようになっていてくれれば、それに勝るよろこびはありません。——カレン・ジョンソン(チャールズ・M・シュルツ美術館館長)

※1950年10月2日から2000年2月13日までの50年間、チャールズ・M・シュルツは世界一の人気と影響力を誇る新聞マンガ「ピーナッツ」をひとりで描きつづけた。彼はトータルで1万7897本のコミックを描き、「単独の人間によるものとしては、おそらく人類史上最長の物語」とも称される。本書は、ブック・デザイナーのチップ・キッドが、カリフォルニア州サンタローザのチャールズ・M・シュルツ・ミュージアム&リサーチ・センターおよびシュルツ・ファミリーの大規模なアーカイヴに、ほぼ無制限で接し、編纂した。そして、写真家のジェフ・スピアーズがすべて原画から撮影し、選りすぐりを集めた永久保存版ともいえるピーナッツ・ブックだ。

データ取得日:2024/03/23  書籍情報:openBD