【児童書】『不思議の国のアリス』

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【児童書】『不思議の国のアリス』

[レビュアー] 産経新聞社

 ■ルイス・キャロル作、R・イングペン絵、杉田七重訳

 白ウサギを追って穴の中に落ちた少女アリスがたどりついたのは不思議の国。そこでは自分の体が勝手に伸び縮みするし、チェシャーネコや帽子屋、三月ウサギといった“くせ者”もたくさんいて…。この名作がイギリスで出版されて150年。言葉遊びがふんだんに盛り込まれた原文を読みやすい新訳にし、国際アンデルセン賞受賞画家が表情豊かな絵を付けた。(西村書店・1900円+税)

産経新聞
2015年11月22日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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