百人一首の子供向け解説書。「秋(あき)の田(た)のかりほの庵(いお)の苫(とま)をあらみわが衣手(ころもで)は露(つゆ)にぬれつつ」なら「そまつな小屋で番をしていると、草(苫)でできた屋根から夜露が…」と意味を説明。「雨もりで服がぬれる。貧しいのはツライ!」と作者の気持ちも記す。現代ならきっとこんな感じ…というマンガ、穴あき問題の「おさらい小テスト」など、覚えるための工夫を凝らす。お正月に間に合うかな。(岩崎書店・1100円+税)
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2015年12月20日 掲載
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