『中国妖怪・鬼神図譜』相田洋著

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中国妖怪・鬼神図譜

『中国妖怪・鬼神図譜』

著者
相田 洋 [著]
出版社
集広舎
ジャンル
社会科学/民族・風習
ISBN
9784904213360
発売日
2016/01/15
価格
3,780円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

『中国妖怪・鬼神図譜』相田洋著

[レビュアー] 産経新聞社

 中国4000年の神や鬼、妖怪を清朝末期の絵図付きで総ざらえした一大絵巻。「関聖帝君」は三国志の蜀の武将、関羽を神格化したもので、日本人にもなじみ深い。横浜、神戸の中華街にも関帝廟があり「商売の神様」として知られるが、これは関羽の故郷である中国・山西省の商人が広めたからだという。映画でおなじみの「キョンシー」は漢字では●屍。ミイラ化した死体の妖怪だ。清代の絵では下着のみの半裸姿だが、映画では官服官帽。元官僚の死者をイメージしたそうだ。キョンシーは広東語などの南方音で、中国語の標準語ではチャンシーというらしい。(集広舎・3500円+税)
●=殖の直が橿のつくり

産経新聞
2016年1月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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