『ゴシック美術形式論』ウィルヘルム・ヴォリンガー著、中野勇訳

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ゴシック美術形式論

『ゴシック美術形式論』

著者
ウィルヘルム・ヴォリンガー [著]/中野 勇 [訳]
出版社
文藝春秋
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784168130601
発売日
2016/02/19
価格
1,307円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

『ゴシック美術形式論』ウィルヘルム・ヴォリンガー著、中野勇訳

[レビュアー] 産経新聞社

 中世のヨーロッパで開花し、大聖堂建築として結実したゴシック美術は、どのように生み出され、展開していったのか。

 著者はドイツの美術史家。ゴシック建築は石を材料にしていながら「石や感覚とは結びついていない完全に精神的な表現形態をもっている」「抽象的な線のたわむれを独特の仕方で種々に変化させた」などと、詳細にゴシック美術の本質について論じていく。

 本書は1911年に刊行され、フランスの哲学者、ジル・ドゥルーズにも影響を与えた名著として知られる。日本語訳は44年と68年に出版された。(文春学芸ライブラリー・1210円+税)

産経新聞
2016年2月21日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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