明文堂書店石川松任店「六人目の少女の正体とは?」【書店員レビュー】

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六人目の少女

『六人目の少女』

著者
ドナート・カッリージ [著]/清水 由貴子 [訳]
出版社
早川書房
ジャンル
文学/外国文学小説
ISBN
9784151809514
発売日
2015/03/06
価格
1,188円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

明文堂書店石川松任店「六人目の少女の正体とは?」【書店員レビュー】

[レビュアー] 明文堂書店石川松任店(書店員)

相次ぐ少女誘拐事件の捜査の最中、深い森で被害者のものと思われる左腕が埋められた状態で発見された。誘拐事件の被害者とされる少女は五人のはずだった。しかし発見された左腕は六本だった。顔も名前も分からない六人目の少女の存在が、陰惨な事件の謎を深めていく。
めまぐるしく事件の様相が変わっていく展開には疾走感があり、読者を飽きさせない。多少強引さを感じたのも事実だが、それと同時にその展開に荒削りな魅力のようなものも感じた。一癖も二癖もある登場人物たちも魅力的だ。予測を裏切り続ける面白さに満ちた、贅沢な一冊だ。・・・・・・しかし、まぁ、ここまでやるかね。

トーハン e-hon
2016年3月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

トーハン

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