[紀伊國屋じんぶん大賞2016 第13位]不穏なるものたちの存在論――人間ですらないもの、卑しいもの、取るに足らないものたちの価値と意味[レビュアー]伊藤隆弘

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不穏なるものたちの存在論――人間ですらないもの、卑しいもの、取るに足らないものたちの価値と意味

[レビュアー] 伊藤隆弘(紀伊國屋書店・新宿本店)

あらゆる例外的な存在は目に入らない。そうした不可視たる不穏なものたちについて、本書は語ります。本書を読むことは、不穏性を踏み越えることであり、それは抑圧や絶望と手を切ることでもあります。不可視で不穏な連帯の書。

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kinojinbun2016

紀伊國屋書店
2016年2月6日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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