[紀伊國屋じんぶん大賞2016 第16位]寺院消滅――失われる「地方」と「宗教」[レビュアー]山本護 レビュー 紀伊國屋書店 [レビュー] (社会学/宗教) 『寺院消滅 : 失われる「地方」と「宗教」』 著者 鵜飼, 秀徳, 1974- 出版社 日経BPマーケティング ISBN 9784822279172 価格 1,760円(税込) で購入する ネット書店で購入する 書籍情報:openBD 寺院消滅――失われる「地方」と「宗教」 [レビュアー] 山本護(紀伊國屋書店・熊本はません店) 有史以降の歴史の縦糸には「宗教」という存在が横から絡み合う。けれども近年「宗教」、そこから繋がる「死」という概念への立ち位置はあやふやとなりつつある。本書は基礎知識の解説や関係者へのインタビューを丹念に、かつ周到に行って、問題を提起する。流行の「地方消滅」論から派生した啓蒙書を超えて、目の前に来た「現実」への警笛の書である。 [↓]紀伊國屋じんぶん大賞2016の全ラインアップは公式サイトで! 2016年2月6日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 宗教 人文・思想 社会・政治 社会学 日経BP社 寺院消滅 鵜飼秀徳 山本護 紀伊國屋じんぶん大賞2016 紀伊國屋じんぶん大賞