[紀伊國屋じんぶん大賞2016 第29位]神話・狂気・哄笑――ドイツ観念論における主体性[レビュアー]野間健司

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神話・狂気・哄笑

『神話・狂気・哄笑』

著者
マルクス・ガブリエル [著]/スラヴォイ・ジジェク [著]/大河内泰樹 [監修、編集]/斎藤幸平 [監修、編集]/飯泉佑介 [訳]/池松辰男 [訳]/岡崎佑香 [訳]/岡崎龍 [訳]
出版社
堀之内出版
ジャンル
哲学・宗教・心理学/哲学
ISBN
9784906708543
発売日
2015/11/25
価格
3,850円(税込)

書籍情報:openBD

神話・狂気・哄笑――ドイツ観念論における主体性

[レビュアー] 野間健司(紀伊國屋書店・書籍営業部)

『なぜ世界は存在しないのか』で注目を集めるドイツの俊英M.ガブリエルの初邦訳書。科学主義もポストモダンも超えて、あらん限りの意味の領域に場所を与える、新たな哲学。その根源には、後期シェリングなど、存在と思考を結ぶドイツ観念論の強力な磁場。起源に遡行し現代に挑む、ジジェクとの刺激的な競演に時を忘れる。

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kinojinbun2016

紀伊國屋書店
2016年2月6日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

紀伊國屋書店

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