ヴァーサス日本文化精神史 日本文学の背景 [著]坂口昌弘

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ヴァーサス日本文化精神史 日本文学の背景 [著]坂口昌弘

[レビュアー] 週刊新潮

空海と親鸞、芭蕉と一茶、小林秀雄と山本健吉など、16の対比(ヴァーサス)によって日本文化・文学を貫く精神を探ろうという大胆な試みだ。たとえば釈迦とキリストの章では慈悲と愛、さらに「戒」が検討されていく。異質性と同質性から見えてくるものは何か。

新潮社 週刊新潮
2016年10月20日号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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