愛の不等辺三角形 漱石小説論 [著]吉村英夫 レビュー 新潮社 週刊新潮 [レビュー] (日本の小説・詩集/評論・文学研究) 『愛の不等辺三角形 : 漱石小説論』 著者 吉村, 英夫, 1940- 出版社 大月書店 ISBN 9784272612345 価格 1,980円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:openBD 愛の不等辺三角形 漱石小説論 [著]吉村英夫 [レビュアー] 週刊新潮 16年が没後100年、17年は生誕150年の漱石。著者によれば、その作品の多くが「愛の形を男女三人の関係に凝縮」したものだ。『三四郎』や『それから』はもちろん、『坊っちゃん』でさえ該当する。揺れる三角形を解読し、漱石が企てた「無限ノ波乱」を味わう。 2017年1月12日号 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 週刊新潮 夏目漱石 大月書店 愛の不等辺三角形 漱石小説論 吉村英夫