[紀伊國屋じんぶん大賞2017 第26位]わたしはこうして執事になった

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わたしはこうして執事になった

[レビュアー] 木下愛子(紀伊國屋書店・広島店)

【木下愛子・広島店】
 貴族の大邸宅や在米イギリス大使館に勤めた、五人の執事たち。著者の前著『おだまりローズ』ではメイドの世界が描かれていたが、本書は執事の世界。五人それぞれが一人称で執事として働いた笑いと涙と苦労の日々を語っており、まるで小説を読んでいるように20世紀イギリスの使用人世界を楽しむことができる。

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紀伊國屋じんぶん大賞2017

紀伊國屋書店
2017年2月15日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

紀伊國屋書店

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