プロフィール

中原昌也(音楽家、映画評論家、小説家、随筆家、画家、イラストレーター)

  • 1970年6月4日東京都生まれ。1988年頃よりMTRやサンプラーを用いて音楽制作を開始。1990年、アメリカのインディペンデントレーベルから「暴力温泉芸者=Violent Onsen Geisha」名義でスプリットLPをリリース。その後も『OTIS』『QUE SERA,SERA(THINGS GO FROM BAD TO WORSE)』などのアルバムを発表。ソニック・ユース、ベック、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンらの来日公演でオープニング・アクトに指名され、1995年のアメリカ・ツアーを始め海外公演を重ねるなど、日本以外での評価も高い。1997年からユニット名を「Hair Stylistics」に改める。音楽活動と並行して映画評論も手掛け、阿部和重との共著『シネマの記憶喪失』(文藝春秋)、14名の批評家や映画監督、小説家などとの対談集『映画の頭脳破壊』(文藝春秋)などが発売中。また1998年に初の短篇小説集『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』(河出書房新社)を発表した後、2001年に『あらゆる場所に花束が……』(新潮社)で三島由紀夫賞、2006年に『名もなき孤児たちの墓』(新潮社)で野間文芸新人賞、2008年に『中原昌也作業日誌 2004→2007』(boid)でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。

最終更新:2017/10/10

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