マンホールの蓋に、さまざまなデザインがあることには、気づいていた。気づいていたけど…こんなに華やかだったとは。18年間にわたって全国各地を歩き、マンホールの写真を撮り続けているという著者が、その研究成果をまとめた。基本は「花・木・鳥」だというが、模様にあしらわれたものから、ほとんど「絵画」状のものまで百花繚乱(りょうらん)。城などの歴史的建造物、祭りや花火、郷土芸能、伝統工芸、特産物…とテーマごとに分類して、写真とともにデザインの由来を紹介している。〈日本の文化の一端をマンホールにみることができる〉
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2015年11月22日 掲載
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