新国立競技場や傾斜マンション問題の背景を解き明かす 『非常識な建築業界「どや建築」という病』森山高至著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (建築/工学) 『非常識な建築業界』 著者 森山高至 [著] 出版社 光文社 ジャンル 工学工業/建築 ISBN 9784334039059 発売日 2016/02/18 価格 858円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 新国立競技場や傾斜マンション問題の背景を解き明かす 『非常識な建築業界「どや建築」という病』森山高至著 [レビュアー] 産経新聞社 得意げに“どや顔”をした建築-「どや建築」が、公共施設として各地で幅をきかせている。全面ガラス張り、コンクリート打ち放しなどは序の口だ。奇抜な建築は一見クールに見えるかもしれないが、使いづらかったり、想定外の維持費がかかる例も少なくないという。 そんな「どや建築」を生むコンペ(設計競技)はどのように行われているのか。なぜ表現にばかり走る建築家が増えたのか。また、ゼネコンでいま何が起きているのか-。新国立競技場の問題、横浜の傾斜マンション事件が起こった「背景」を解き明かしている。(光文社新書・780円+税) 2016年2月28日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 建築 科学・テクノロジー 新書 アート・建築・デザイン 工学 光文社 産経新聞社 非常識な建築業界 「どや建築」という病 森山高至