-
- 精霊の守り人
- 価格:607円(税込)
NHK総合で3月19日から放送が始まる大河ファンタジー「精霊の守り人」。放送を前にその魅力に迫った特別番組『「精霊の守り人」のナゾをとけ! ~食わず嫌いのための大河ファンタジー入門~』が放送され、解剖学者の養老孟司さん(78)が出演。ファンタジーが大好きだと意外な趣味を明かし「精霊の守り人」シリーズの面白さを語った。
番組ではNHKの片山千恵子アナウンサー(31)が「精霊の守り人」の魅力を探る調査員として、養老さんに直撃。養老さんは「ファンタジーが好きで、あると読んじゃう。見つけたら読んじゃいますから」と告白。しかし「大体はたいして面白くない」と辛口なコメント。「でも一応気になるから読む、それでそんなものに一生懸命になってると『バカか!?』(と言われる)とかね」と相当なファンタジー好きの様子。
「精霊の守り人」について養老さんは「日本にあの手の作品はない」と太鼓判を押した。ドラマの原作は累計450万部の大ベストセラー「守り人」シリーズ、その第一作目が『精霊の守り人』上橋菜穂子[著](偕成社/新潮社)だ。昔から古今東西のファンタジーを読み漁ってきた養老さんは「なんでみんなこんな面白いジャンルを読まないの?」と思っていたそうだ。そして「ハリー・ポッター」シリーズが世界で何億冊も売れたとき、「本当にざまあみろと思った」と語った。
しかしファンタジーは子供が楽しむものというイメージがある。養老さんは「ファンタジーの一番いいところは、その世界に没入できること。どうせ嘘なんだから。そういうときに一番人間は本当のことを感じるんじゃないですか。はじめから絵空事ですよと言って、上手に話をしたほうが心に響くんですよ」とその魅力を語った。そして実写化についても「楽しみですね、大好きなの僕」と期待を示した。
「精霊の守り人」はNHK総合にて3月19日(土)夜9時から放送。原作の「守り人」シリーズは単行本が偕成社から、文庫版が新潮社より発売中。
関連ニュース
-
[テレ東WBS]大江麻理子も納得 「バリアフリーはもうかる」車いすの社長が語った反転戦略
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](自伝・伝記)
2016/03/17 -
横浜市長・林文子 ビジネスマンにこそ「情緒」が必要だと語る
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](日本の小説・詩集)
2016/03/22 -
息子三人をスタンフォード大学に入れたアグネス・チャン「保育園落ちた日本死ね!!!」を語る
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](教育学/妊娠・出産・子育て)
2016/04/09 -
林修先生「誰が悪いか、僕でしょ!」肥満児だった過去を自己責任だと振りかえる
[ニュース/テレビ・ラジオで取り上げられた本](海外の小説・詩集/エッセー・随筆)
2016/03/29 -
あなたの隣の人にも「犯因症」が!? 憎悪や正義感のエネルギー過多に注意
[ニュース/映像化]
2015/11/04