芥川賞作家の執筆の様子が目の前で! 書店内に「公開書斎」 中瀬ゆかりは「書店内文壇バー」を提案
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群馬県高崎市在住の芥川賞作家・絲山秋子さん(49)が今月1日から前橋市内の書店内に「公開書斎」を設置して話題になっていると毎日新聞が報じた。4月7日のTOKYO MXの情報番組「5時に夢中!」ではこの企画について触れ、新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんも書店を盛り上げるアイデアを披露した。
■人気作家の執筆の様子が生で見られる
前橋市敷島町の書店「フリッツ・アートセンター」内に設けられた一角は「絲山房」と名付けられた。高さ2mほどの本棚に囲まれ、絲山さんが週に1、2回のペースでそこに滞在し、執筆も行う。訪れたお客さんは人気作家の執筆の様子を生で見られたり、直接話したりもできるという。絲山さんが滞在する日は絲山さんのTwitterアカウント@akikoitoyamaや絲山房のアカウント@itoyamabowで告知される。
■郷土を愛する作家ならでは
絲山さんは現代の群馬を代表する作家。昨年12月に発表した『薄情』(新潮社)では群馬を思わせる地方都市が舞台となっている。また群馬を題材にしたエッセイも多く、県の文化審議委員や地元FM局ではパーソナリティーも務めている。今回の企画は郷土への愛着や読者との交流を大切してきた絲山さんならではの企画であるといえよう。
■文壇バーを書店で
この話題に番組コメンテーターの岩井志麻子さん(51)は「面白いことやっとるなあ。一度覗きに行ってみたい。私はダメなんですよ執筆中に……」と自分の執筆中は見せられない姿であることを告白。新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんも「面白い。普通にサイン会をしたりしてリアル書店さんに人を送るというのもあるけど」と話し、他にも書店に人を集める方法として書店で「文壇バー」をやってみたらどうだろうと提案した。「作家の方が注いでくれるとか、(作家の)ママに人生相談をして、こんな本はどう?と薦めてもらうなんてことを志麻子がやったら」と書店を盛り上げるアイデアを披露した。
絲山房を絲山さんご自身が解説された動画はこちら。
「5時に夢中!」はTOKYO MXにて毎週月曜から金曜夕方5:00より放送中。木曜はメインMCにふかわりょう。アシスタントはこの4月から上田まりえ。コメンテーターに岩井志麻子、中瀬ゆかり。
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