テレ東アナウンサー秋元玲奈は「オカルト」と呼ばれるほど“字がド下手”だった 読むだけで字が上手くなるメソッドに挑戦

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 テレビ東京の番組「○○式って効くの?」4月19日放送回で「読むだけで字が上手くなる本」と「中国語が一週間で話せるようになる方法」が検証された。この番組は怪しいタイトルで驚きの効果をうたう「HOW TO本」の著者を直撃し、その効果を徹底検証する番組だ。

 今回検証されたのは次の二冊。

『読むだけで「うまい」と言われる字が書ける本』根本知[著](CCCメディアハウス)

『ビジネス中国語が1週間でいとも簡単に話せるようになる本』加藤勤[著](明日香出版社)

■字がド下手な女子アナ

『読むだけで「うまい」と言われる字が書ける本』を検証することになったのはテレビ東京の秋元玲奈アナウンサー(30)。彼女は周りのアナウンサーから「オカルト」と呼ばれるほどの悪筆で有名。アナウンサーというと字が上手なイメージがあるが彼女は「テレビ東京最終面接の際、社長からエントリーシートが汚すぎて読めなかったと言われた」とのエピソードを披露。著者の根本さんも彼女が丁寧に書いた字を見て、「品がない。男子中学生野球部レベル」だと酷評。そんな彼女が約20分間同書を読み、改めて書いた字は周りが「秋元史上最高」や「普通の人のレベルになった」「秋元が書いたと言われたら信じない」と言われるほどの上達具合だった。

■字は頭で意識すれば上手くなる

 著者の根本さんは書道家。ニューヨークの作品展に出品するなど「書」のアーティストとしても活躍している。番組では同書には字に品格をもたせるメソッドが書かれていると紹介された。その例として、「字に品格をもたせる『打ち込み』」や「『三』の字をイメージ」、「『おさかな形』は『J』を書いた後『へ』」など漢字や平仮名を書く際に気をつけるべきポイントがあげられた。「打ち込み」とは縦の線を書きだす際、斜め四十五度に入り、しっかり「肩」を作り、縦に降りる。これを全ての線で意識すると品格が出るという。どのメソッドも読んで頭で意識することが大切で、文字は頭で上手くなると解説された。

■7~8割は通じた?!

『ビジネス中国語が1週間でいとも簡単に話せるようになる本』の検証に挑戦したのはお笑いコンビ・タリキの武政賢祐さん(41)。武政さんはドン・キホーテでアルバイトをしている「ドンキ芸人」としても知られる。武政さんはまず、同書で基本とされている20語を覚え、その後接客に必要な80語を中心に覚えた。また同じ言葉でも意味が変わってしまうイントネーションの違い「四声」も覚え、1日2時間で一週間の勉強の後、ドン・キホーテで中国人のお客さんの接客に臨んだ。結果は約7~8割の会話は成立しており、番組司会の竹山隆範さん(45)はこの本に「○○(2/3)」をつけた。

 「○○式って効くの?」は毎週火曜(月曜深夜)0時12分からTV東京にて放送中。

Book Bang編集部
2016年4月23日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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