国分太一も涙 つんく♂声帯摘出発表の影にTOKIOの男気ミニライブによる激励があった
テレビ・ラジオで取り上げられた本
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- 「だから、生きる。」
- 価格:1,430円(税込)
音楽プロデューサーのつんく♂さん(47)が5月12日、TBSの情報番組「白熱ライブ ビビット」に出演し番組司会のTOKIO・国分太一さん(41)と対談を行った。前向きに生きるつんく♂さんの強い姿勢に国分さんが涙を流す場面もあった。
■声帯摘出を近大入学式で公表
昨年4月、近畿大学の入学式で声帯摘出を公表したつんく♂さん。歌手として一番大事な声を捨て新たな人生のスタートを切った。その決意を後押ししたのは2000年のプロデュース以来親交のあったTOKIOのメンバーたちだった。つんく♂さんに希望を与えてくれた国分さんとメンバーに、今伝えたいことがある、と今回の対談が実現した。
■ホームパーティーにかけつけたTOKIO
つんく♂さんが闘病を綴った手記『「だから、生きる。」』(新潮社刊)によると、喉頭がんによる声帯摘出手術からわずか5日後、つんく♂さんは落ち込む妻を連れてTOKIOのライブにでかけた。そこでTOKIOメンバーから口々に励まされた。その時期のことをつんく♂さんは「気力や目標を失い、体力も落ちていて失意のどん底だった」と対談で明かした。その後TOKIOのメンバーがホームパーティーに行きたいと提案、年末の忙しい時期にメンバー全員のスケジュールを調整し、つんく♂さんの自宅にかけつけたという。男気溢れるTOKIOならではのエピソードだ。
パーティーでは奥さんに対するサプライズとしてTOKIOのメンバーが楽器を持ちこみ、ミニライブを行った。
《「今日は楽しいホームパーティーをありがとうございます! そしてつんく♂さん、退院おめでとうございます! つんく♂夫妻も結婚九年、出会って十年の記念ということでTOKIOから歌のプレゼントをさせていただきたいと思います!」という長瀬のあいさつから始まり、「AMBITIOUS JAPAN」をTOKIOだけで演奏してくれた。》(『「だから、生きる。」』より)
つんく♂さんもギターを持ちセッションに参加。そこで家族の笑顔を久々に見たつんく♂さんは、誰かのために演奏する喜びを思い出した。「声を失ったことで演奏やステージにあがることはもうないと決めつけていたから。この日をきっかけにこんなこと、あんなこともやれるなと思った」。これが近大の入学式での公表に繋がったと語り、「いろんなきっかけを作ってくれたのがあの日の会やったんよ」とTOKIOに対し感謝の言葉を述べた。
■国分、真矢も涙
ホームパーティーや近大入学式でのつんく♂さんから前向きな姿勢を感じ取った国分さんは、「いやー、つんく♂さん強いっすねえ。なんでそんなに強いんだろうって思ってたんです」と涙を流した。そしてつんく♂さんの妻からTOKIOに対しの手紙も手渡された。感動的なパーティーの内幕を知ったスタジオの真矢ミキさん(52)も「あったかい、すごくいい時間ですね」と涙ぐんでいた。
放送終了後つんく♂さんは自身のTwitterで「太一、TOKIOのみんな、ありがとう。そして、改めて、応援してくださる皆さん、本当にありがとうございます!」とつぶくと、フォロワーの間からは「こちらこそ元気をもらいました!」や「これからも『僕だからできること』をやり続けてください」「力になる言葉をたくさんいただけました」との声があがっていた。
「白熱ライブ ビビット」は月曜から金曜朝8時よりTBSにて放送中。
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