ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)「何がどうなれば幸せ?」【書店員レビュー】

レビュー

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論

『世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論』

著者
永崎 裕麻 [著]
出版社
いろは出版
ISBN
9784902097986
発売日
2015/11/30
価格
1,540円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)「何がどうなれば幸せ?」【書店員レビュー】

[レビュアー] ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)(書店員)

2014年に実施された世界65か国を対象とした世界幸福度調査。国民の93%が「幸せを実感している」という結果で1位の国、南太平洋に浮かぶ島国フィジー。そんなフィジーの国柄、国民性から幸福とは何ぞや、について考える本。ちなみに日本は件の調査で39位、幸福度58%だそうです。物質的に豊かな日本人が「幸せ!」と言えない理由は何か?
日本人の国民性と真逆、日本の常識ではありえないフィジーの人々の仰天エピソードが次から次へと出てきます。そしてそこには幸せに生きるためのヒントもたくさん。 文化や習慣の違いはもちろんある。けれども、それ故に学べそうな点もたくさんある。「所有ではなく共有」「テキトーを適当に、イイカゲンを良い加減に」「今をめいっぱい生きる」「つながりを大切にすること」…明日から、否、今日からどれか一つでも実践してみたい。

トーハン e-hon
2016年5月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

トーハン

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク