河内タカのアート講座「ポートレート写真の楽しみ」

イベント

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la kagu(ラカグ)にて、アート講座「ポートレート写真の楽しみ」が開催されます。

この講座では、その系譜や歴史、そして作品に焼き付けられたフォトグラファーのたくらみを解き明かしてゆきます。

講師は河内タカさん。かつてNYを拠点に写真展のキュレーションや写真集の編集を数多く手がけ、2011年に帰国した後は、アマナフォトコレクションのチーフディレクターとして写真作品の収集に携わってきました。図版を駆使し、テンポよく展開される河内さんのアート講義はとてもわかりやすく、すぐに満席になる人気です。

ラカグでは6月14日から、新潮社創業120年記念写真展「新潮社写真部のネガ庫から」が開催されます。この写真展は、新潮社写真部が60年かけて撮りためてきた15万本余りのネガの中から、作家50人のポートレートを厳選して展示するものです。教科書などで見慣れている写真ではなく、家族との団らん風景、飲み屋での至福の表情、入浴シーンなど、この写真展でしか見られないポートレートが展示されます。

そうした作家の特別な肖像に囲まれた会場で開催される、特別なアート講座です。ご期待ください。

■日時:2016年6月20日(月)19:00~20:30
■会場:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■参加方法:http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0196mky80jss.html

河内タカ(かわち・たか)
サンフランシスコのアートカレッジへ留学。卒業後、ニューヨークに拠点を移し、現代アートや写真のキュレーションや写真集の編集を数多く手がける。2011年に帰国、アマナが創設したフォトコレクションのチーフディレクターに就任し、日本人作家に限定した550点にも及ぶ写真作品を収集。90年代後半より現在まで、アートや写真に関する執筆活動も行ない、Facebookでアートにまつわるエッセイを日々発信し、今年2月に初の著書『アートの入り口 美しいもの、世界の歩き方 [アメリカ編] 』を刊行、そして続編となる[ヨーロッパ編]もまもなく出版される。

2016年6月3日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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