6月16日放送のNHK総合「あさイチ」で少女マンガブームの再燃が特集された。セーラームーン展大混雑の様子にスタジオの面々は驚きをあらわしていた。
■セーラームーン展に30万人
特集のはじめに紹介されたのは六本木ヒルズで行われている、「美少女戦士セーラームーン展」。同展覧会はセーラームーン20周年プロジェクトの一環として開催された。4月16日から20代から30代の女性を中心におよそ2カ月で30万人近くが訪れたという。当時販売された懐かしのグッズや、漫画雑誌の付録、今回の展示のために原作者・武内直子さんが書き下ろした原画や、それををもとにした巨大なタペストリーが展示されている。またセーラー戦士になりきることができるグッズも販売されている。
「美少女戦士セーラームーン展」公式サイトより
セーラームーンの連載が始まったのは1992年。バブルがはじけ世の中に暗い影が差していたころ。そうした時代に育った女の子たちはかわいらしい格好だけではなく、仲間とともに悪と戦う物語に憧れた、と解説された。
■コスプレはOK?
同展覧会は東京港区の六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内 スカイギャラリーにて開催されている。会期は6月19日まで。終了を前に駆け込みで訪れる人も多く、SNS上では、入場に130分待ち、併設されているカフェで90分待ち、グッズを買うのに20分待ち、など大盛況の様子が書きこまれている。同番組ではコスプレをして会場に訪れるファンも紹介されていた。しかしSNS上では展示会でコスプレをすることに対し「公共の場ではマナー違反」や「あいた口が塞がらない」「お尻が見えててびっくり」との意見や、逆に「展覧会で初めてのコスプレに挑戦したい」や「せっかくだからコスプレして行きたい」など賛否両論の声があり、注意が必要だろう。
■40年ぶりの『ポーの一族』
次に取り上げられたのは、少女漫画界の巨匠・萩尾望都さんの代表作『ポーの一族』(小学館)の続編。先月40年ぶりに続編が雑誌「月刊フラワーズ」(小学館)7月号に掲載されると大きな反響を呼び、売り切れ続出。今月11日に異例の重版となった。40年来のファンの声がとりあげられ、「14歳のときにみた夢のかけらが残っているだけで幸せ」との言葉にスタジオの面々は共感をあらわしていた。
■人生を振り返るときに少女マンガに脚光が
ゲストの光浦靖子さん(45)は「私にとってのセーラームーンは『キューティーハニー』永井豪[著](秋田書店)でした。『ポーの一族』もそうですけど『ガラスの仮面』美内すずえ[著](白泉社)が次にいつ出るかって。マヤはずっとお姉さんだったけど私のほうが抜いちゃった。いつでも待っているし熱くなれる」と少女マンガについて熱く語った。古野晶子アナウンサー(35)は「萩尾さんや美内さんら少女漫画を変えたといわれる漫画家たちが活躍したのが1970年代から80年代。その頃読んでいた小学生たちが今大人になって40代、50代になり、人生を振り返るときになり、リバイバルブームが起きているのではないか」と解説していた。
「あさイチ」はNHK総合で月曜から金曜朝8時15分から放送中。
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