新海誠『君の名は。』監督自らが執筆した小説も大人気 72万部突破へ【文庫・ベストセラー】

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 8月28日~9月3日のAmazonの文庫売り上げランキングが発表され、第1位は新海誠『小説 君の名は。』が獲得した。

 8月26日に公開された映画『君の名は。』が公開10日で38億円を売り上げるなか、新海監督自らが筆をとった原作小説も9月8日現在、72万部(KADOKAWA調べ)を突破している。

 ランキング2位には『君の名は。』の主人公以外のキャラクターにスポットをあてた『君の名は。 Another Side:Earthbound』がランクイン。8位と10位には新海監督のこれまでの作品『小説 言の葉の庭』『小説 秒速5センチメートル』もランクインしており、『君の名は。』大ヒットの波及効果がみられる。

1位『小説 君の名は。』新海誠[著](KADOKAWA)

 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが――。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『君の名は。 Another Side:Earthbound』加納新太[著](KADOKAWA)

 田舎町の女子高校生・三葉と東京に暮らす男子高校生・瀧。出会うことのない二人が出逢うとき、少女と少年の物語が、いま動き出す。サブキャラクターたちを掘り下げる、スニーカー文庫だけの特別編。(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『ソードアート・オンライン (18) アリシゼーション・ラスティング』川原礫[著](KADOKAWA)

 クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは“死”を意味する。この仮想空間は、ゲームであっても遊びではない。(電撃文庫ウェブサイトより)オンラインゲームを題材とした人気シリーズの第18弾。

 4位以下は次の通り。

4位『道をひらく』松下幸之助[著](PHP研究所)

5位『ノーゲーム・ノーライフ (9) ゲーマー兄妹は一ターン休むそうです』榎宮祐[著](KADOKAWA)

6位『らくだ 新・酔いどれ小籐次 (六) 』佐伯泰英[著](文藝春秋)

7位『神様の御用人 (6)』浅葉なつ[著](KADOKAWA)

8位『小説 言の葉の庭』新海誠[著](KADOKAWA)

9位『平成紀』青山繁晴[著](幻冬舎)

10位『小説 秒速5センチメートル』新海誠[著](KADOKAWA)

Amazon文庫売り上げランキングより 集計期間8月28日~9月3日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年9月8日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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