『小説 君の名は。』ついに100万部突破! 関連書籍も合わせると182万部に【文庫・ベストセラー】

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 9月11日~9月17日のAmazonの新書売り上げランキングが発表され、第1位は先週に引き続き、新海誠『小説 君の名は。』が獲得した。また9月20日現在102.9万部に到達したことを発行元のKADOKAWAが発表した。

 ついに100万部を突破した『小説 君の名は。』。関連書籍も合わせると累計182万部となっており2016年を代表する記録的ヒットとなりそうだ。

 第2位はその関連書籍の代表作がランクイン。主人公以外のキャラクターにスポットをあてた『君の名は。 Another Side:Earthbound』。第3位は『魔法科高校の劣等生 (20) 南海騒擾編』となった。1位から3位の顔触れは先週と変わらず。

 4位以下で注目はライトノベル全盛のなか一人気を吐く東野圭吾『祈りの幕が下りる時』。『新参者』『麒麟の翼』などでおなじみの加賀恭一郎が登場するシリーズ第10作。2013年に出版され、この9月に文庫化されランクイン。

1位『小説 君の名は。』新海誠[著](KADOKAWA/メディアファクトリー)

 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一報、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが――。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『君の名は。 Another Side:Earthbound』加納新太[著](KADOKAWA/角川書店)

 田舎町の女子高校生・三葉と東京に暮らす男子高校生・瀧。出会うことのない二人が出逢うとき、少女と少年の物語が、いま動き出す。サブキャラクターたちを掘り下げる、スニーカー文庫だけの特別編。(KADOKAWAウェブサイトより)

3位『魔法科高校の劣等生 (20) 南海騒擾編』佐島勤[著](KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)

 全てを達観した兄と、彼に密かに想いを寄せる妹。二人が魔法科高校に入学したときから、その波乱の日々は幕開いた。(電撃文庫ウェブサイトより抜粋)累計3000万PVのWEB小説の文庫版。魔法科高校の卒業旅行を描いた第20弾。

 4位以下は次の通り。

4位『狼と香辛料 (18) Spring Log 』支倉凍砂[著](KADOKAWA)

5位『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』支倉凍砂[著](KADOKAWA)

6位『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11』大森藤ノ[著](SBクリエイティブ)

7位『はたらく魔王さま! 0-II』和ヶ原聡司[著](KADOKAWA)

8位『祈りの幕が下りる時』東野圭吾[著](講談社)

9位『異世界食堂 3』犬塚惇平[著](主婦の友社)

10位『Re:ゼロから始める異世界生活9』長月達平[著](KADOKAWA)

Amazon文庫売り上げランキングより 集計期間9月11日~9月17日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年9月23日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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