高崎順子×駒崎弘樹「ここを変えよう! ちょっとズレてる日本の子育て、保育政策」

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 少子化に悩む先進国から、子育て大国へ。フランスが大転換した理由は、子育て政策を貫く5つの新発想にありました。「2週間で男を父親にする」「出産は無痛で」「保育園には連絡帳も運動会も要らない」「母親アシスタントという味方」「3歳からは学校へ」——。

 現地の実情と本音を『フランスはどう少子化を克服したか』(新潮新書10月15日発売)にまとめたパリ在住のライター・高崎順子さん(2児の子育て中)が、NPO法人フローレンス代表理事・駒崎弘樹さんを迎えて、とことん語り合います。

 駒崎さんは、育児・保育の現場から制度までをよく知る第一人者。日本初の「共済型・訪問型」病児保育、障害児保育サービスなどを次々に立ち上げ、いま困っている子育て世代を救う一方で、待機児童問題、少子化問題、働き方改革など、大枠の国家政策を改善するために日々意見発信をしています。

 その駒崎さんがフランスの実情に触れて考えた、私たち日本人が学べることとは? 時間に追われ、ストレスの溜まりがちな子育て世代がすぐ実行できる方策は? じつは日本流がスゴかったという点は? これから時間をかけても実現したいことは?

 また、高崎さんから駒崎さんへ、日本の保育に対し、素朴な疑問もぶつけていただきます。じつはフランスの保育園は「手ぶら」で通える代わり、入園式も運動会も「毎日のお散歩」もないのだとか。日本の手厚い保育との違いとは?!

 初顔合わせとなる対談ながら、おふたりの真剣トークが炸裂、子育て真っ最中の方から少子化問題に関心がある方まで、聞けば大きな気づきがある貴重な時間にどうぞご参加ください。本イベントではチケット購入時におふたりへの質問を募り、対談後に会場とのトーク時間を設ける予定です。

*トーク終了後に高崎順子さん『フランスはどう少子化を克服したか』、駒崎弘樹さん『世界一子どもを育てやすい国にしよう』のサイン会を行います。書籍は会場でも販売いたします。
*登壇者に質問のある方は、チケット購入時のフォームにご記入ください。なお、時間の都合上、すべての質問にはお答えできないことをご了承ください。

■日時:2016年10月26日(水)19:00~20:30
■会場:la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko
■参加方法:http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01mijvyfxhet.html

高崎順子(たかさき・じゅんこ)
1974(昭和49)年東京都生まれ。東京大学文学部卒業後、出版社に勤務。2000年渡仏し、パリ第四大学ソルボンヌ等で仏語を学ぶ。ライターとしてフランス文化に関する取材・執筆の他、各種コーディネートに携わる。著書に『パリ生まれ プップおばさんの料理帖』(共著)等。

駒崎弘樹(こまざき・ひろき)
認定NPO法人フローレンス代表理事。1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2005年日本初の「共済型・訪問型」病児保育を開始。08年「Newsweek」の“世界を変える100人の社会起業家”に選出。10年から待機児童問題解決のため「おうち保育園」開始。のちに小規模認可保育所として政策化。14年、日本初のモデルとなった障害児保育園ヘレンを開園。15年には障害児訪問保育アニーを開始。複数の公務を兼任。近著に『世界一子どもを育てやすい国にしよう』。

2016年10月4日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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