注目を浴びる92歳佐藤愛子の深い言葉 新刊発売直後に1位に【新書・ベストセラー】

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 9月26日~10月2日のAmazonの新書売り上げランキングが発表され、第1位は佐藤愛子さんの新著『人間の煩悩』が獲得した。

 佐藤愛子さんはエッセイのランキングでも『九十歳。何がめでたい』(小学館)が8月より7週連続でベストセラー1位となっている。アラハン(アラウンド100歳)の著者たちが注目を集めるなか、92歳の佐藤さんの激動の人生から生まれた深い言葉も、共感と感動を呼び、30日の発売後即座に1位となった。

 第2位は実際に国税局調査員だった著者が綴った実践的な一冊『税務署が咎めない「究極の節税」』。第3位はテレビ・ラジオでも話題の気鋭の経済評論家上念司さんの『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』がランクインした。

1位『人間の煩悩』佐藤愛子[著](幻冬舎)

 人生は「なぜ自分だけがこんな目に遭うのか?」と思うことの連続で、あらゆる煩悩(心身をわずらわし悩ませる迷いの心)にさいなまれるが、どうすればこれらの悩みから解放されうるのか? 波瀾万丈の日々を生きてきた著者は「逃げずに受け止めることが道を拓く」と喝破する。「苦労を引っかぶって元気よく生きる」「複雑な世を生きぬくコツ」「欲望が涸れると、らくになる」「死んでみなされ、そしたらわかる!」等々、九十二年の人生経験から人間の本質を的確に突いた一冊。(幻冬舎ウェブサイトより)

2位『税務署が咎めない「究極の節税」』辻正夫[著](幻冬舎)

 成長する企業は何が違うのか、脱税になる企業はどこで間違うのか――。表も裏も知り尽くした税のプロフェッショナルが企業を成長に導く「正しい金の使い方」を指南。国税局調査員として32年、税理士として16年、大小さまざまな企業の懐事情を見てきた著者が、小手先のテクニックに翻弄されることなく、企業を成長へ導くために必要な考え方と具体策を紹介。50年先も生き抜く「究極の節税」を伝授します。(Amazon書籍紹介より抜粋)

3位『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』上念司[著](講談社)

「日本のネットベースの国債は200兆円以下」「国には借金はあるが金融資産が大半の600兆円以上の資産を持つ」……なんでこんな常識を、新聞やテレビは伝えないのか?  消費税増税や金融緩和では、財務省や日銀の思惑を忖度して「ヨイショ記事」ばかりを書いてきた。なぜ「官報複合体」は、かくも強固に結束しているのか? 税率さえ上げれば税収が下がっても気にしない財務省に支配された大マスコミが日本経済をダメに見せている……そのカラクリを全て満天下に!(講談社ウェブサイトより抜粋)

 4位以下は次の通り。

4位『キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え!』田村潤[著](講談社)

5位『海賊王と開かずの《門》―海賊と女王の航宙記』茅田砂胡[著](中央公論新社)

6位『マンション格差』榊淳司[著](講談社)

7位『捨てられる銀行』橋本卓典[著](講談社)

8位『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術』下園壮太[著](朝日新聞出版)

9位『鋼のメンタル』百田尚樹[著](新潮社)

10位『少年は神の子を宿す』夜光花[著](大洋図書)

Amazon新書売り上げランキングより 集計期間9月26日~10月2日〉

Book Bang編集部
2016年10月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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