オードリー若林がオススメ ママ友グループのドロドロの内幕【文庫・ベストセラー】

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 11月6日~11月12日のAmazonの文庫売り上げランキングが発表され、第1位は映画「君の名は。」の新海誠監督自身が執筆した『小説 君の名は。』が獲得した。

 第2位は大人気ライトノベルの第17弾『新約 とある魔術の禁書目録(17)』。第3位は映画「君の名は。」の関連書籍で主人公以外のキャラクターにスポットをあてた『君の名は。 Another Side:Earthbound』となった。

 4位以下で注目は6位にランクインした『森に眠る魚』。11月10日に放送されたテレビ朝日の番組「アメトーーク!」の「読書芸人」企画でオードリーの若林正恭さんが「今年読んだオススメの5冊」の一冊として紹介した。ママ友5人のグループがだんだんと歯車がかみ合わなくなってゆく様子が描かれており、若林さんは「最後には大変なことになっていく」と角田光代の描く不穏な一冊を薦めた。

 10位にランクインした『そして生活はつづく』はTBSの火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で準主役を務める星野源さんのエッセイ集。同じく文庫のエッセイ『働く男』(文藝春秋)も文庫ランキング17位にランクインしている。エッセイランキングの3位に入った単行本『蘇える変態』(マガジンハウス)も含め、文筆でも才能を発揮する星野さんに注目が集まっている。

1位『小説 君の名は。』新海誠[著](KADOKAWA/メディアファクトリー)

 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが――。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。(KADOKAWAウェブサイトより)

2位『新約 とある魔術の禁書目録(17)』鎌池和馬[著](KADOKAWA)

3位『君の名は。 Another Side:Earthbound』加納新太[著](KADOKAWA/角川書店)

 田舎町の女子高校生・三葉と東京に暮らす男子高校生・瀧。出会うことのない二人が出逢うとき、少女と少年の物語が、いま動き出す。サブキャラクターたちを掘り下げる、スニーカー文庫だけの特別編。(KADOKAWAウェブサイトより)

 4位以下は次の通り。

4位『思考の整理学』外山滋比古[著](筑摩書房)

5位『こうすれば必ず人は動く』デール・カーネギー[著](きこ書房)

6位『森に眠る魚』角田光代[著](双葉社)

7位『珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように』岡崎琢磨[著](宝島社)

8位『アクセル・ワールド21 -雪の妖精-』川原礫[著](KADOKAWA)

9位『雪煙チェイス』東野圭吾[著](実業之日本社)

10位『そして生活はつづく』星野源[著](文藝春秋)

Amazon文庫売り上げランキングより 集計期間11月6日~11月12日〉

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年11月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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